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渡辺麻友が「本来の自分自身はあそこにはいなかった」と回顧する、完璧だったAKB48時代の自己演出

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渡辺麻友Twitterより

渡辺麻友Twitterより

 渡辺麻友が、2018年8月29日付の中日新聞のインタビューで、「幻だったのかなあ。本来の自分自身はあそこにはいなかった」とAKB48時代の自分について振り返っている。この言葉に、AKB48での彼女を応援し、彼女に励まされ癒されてきたファンは、少なからずショックを受けるかもしれない。しかし彼女は、素顔の渡辺麻友としてではなく、あくまでも“理想のアイドル・まゆゆ”を演じていることを兼ねてより公言してきた。

 渡辺麻友は、2006年から2017年までの11年間、AKB48のメンバーとして活動した。2009年に行われた第1回AKB選抜総選挙で第4位に入って以来、常に上位を維持してきた人気メンバーだ。

 いまどきのアイドルの形は多種多様である。バラエティーでのぶっちゃけトークで人気を集めるものもいれば、ユーチューバーとして活躍するものもいる。そのなかでも彼女は、常に明るく笑顔で可憐ないわゆる「王道のアイドル」を貫いていた。

 2015年に放送された『情熱大陸』(TBS系)のなかで渡辺は、「私は私なりのアイドルというか、夢とか希望とかじゃないけど、きれいな部分だけを見せる。アイドルとはそういうものなんじゃないかなと思う」と発言。意識的に自分の思うアイドル像を演出し続けていたということがわかり、「アイドル」という仕事に対して真面目に向き合う姿勢に多くのファンが感心した。

 また、2017年に行われた自身の卒業コンサートでは、最後の曲を歌い上げると、マイクをステージの中央に残し姿を消す演出を披露。これは、山口百恵の引退コンサートをオマージュした演出と思われ、まさしく最後まで「王道アイドルのまゆゆ」を貫いたといえる。だからこそ、これからは「本来の自分自身・渡辺麻友」として芸能界で勝負していきたいのだろう。

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