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渡辺麻友が「本来の自分自身はあそこにはいなかった」と回顧する、完璧だったAKB48時代の自己演出

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 AKB48を卒業してからは女優として活動しており、現在は連続ドラマ『いつかこの雨がやむまで』(フジテレビ系)に主演中だ。AKB卒業後初の連続ドラマ主演であるが、視聴率は、視聴率は初回から3.7、2.5、2.4、1.9%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)であり、芳しくない状態が続いている。

 『いつかこの雨がやむまで』で渡辺は、兄が殺人事件の犯人として逮捕された妹、「ひかり」を演じている。ひかりはキャバクラで働きながらミュージカル女優になる夢を追い続けているという役柄で、決して明るい性格の女性ではなく、今までにない役どころだ。このドラマではキスシーンにも挑戦しているが、「王道アイドルのまゆゆ」のファンからすると、キャバクラ嬢の姿やキスシーンはショックが大きかったようで、ネット上には悲しみのコメントも上がっていた。

 しかし、そんなファンの反応とは裏腹に、インタビューで彼女は、「私自身、笑顔というよりは闇深いタイプなので、意外に演じやすかった」「今後については、模索中。歌もやりたいけど、お芝居が軸になればいい」と述べている。これは決して過去を否定しファンを切り捨てるつもりなどではなく、「もう王道アイドルの自己演出はしない」というだけのことだろう。

 アイドル時代に「王道のアイドル」を貫いた彼女は、「アイドルのまゆゆ」という強固なイメージを築き上げた。それだけに、そこからの脱皮は容易ではないだろう。しかし現在は、深みのある人間になるため、さまざまな経験を通して多くのことを学んでいる最中だという。まだ20代、女優として大成するかはわからないが、9月1日からは彼女の出演するミュージカルコメディ『シティ・オブ・エンジェルズ』も開幕した。福田雄一演出による話題作で、一皮剥けることができるだろうか。

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