誰にも媚びないファビュラスな「お言葉」
叶姉妹ブログの人気の秘密は、そのファビュラスなポリシーや、格言めいた「お言葉」が綴られているところにあるだろう。たとえば、冒頭の『今夜くらべてみました』出演に関しては、2日のエントリーで〈今くらがずいぶん前にはじまってから今まで何度もオファーをいただいておりましたが、私は出演させていただきたかったのですが、ファビュラスな姉が叶のポリシーに反することになるので、と、とても残念でしたがお断りさせていただいておりました〉と明かしている。番組出演を断るほどの叶のポリシーとは、〈私達の叶のポリシーに何事もくらべないということがあります〉とのこと。他人と比べている暇があったらゴーイングマイウェイで前進しろ、ということではないだろうか。今回は、番組が叶姉妹のために『今夜くらべてみません』と題したスペシャル・バージョンを提案し、なんとか出演承諾にこぎつけたようだ。
ロマンスの多い叶姉妹だが、日々綴られる「お言葉」には、恋愛にまつわるものは意外なほど少ない。むしろ、自立した女性こそファビュラスと捉え、エールを送り続けているといった印象だ。たとえば、9月4日のエントリーでは〈「あなた」は「あなた」であって、他の誰でもありません。あなたがあなたにしかない魅力を育て、あなたにしか実現できない幸せを生きるためには、「自分と人はちがう」と思うところから、スタートするしかないのです。〉と進言している。上記の「叶のポリシー」にも通じる考えだ。
さらに、今年5月に送られた次のアドバイスには、叶姉妹のファビュラスな恋愛観が反映されている。〈すべての人が求めているかのような『恋愛』ですが、本当は、誰もがしなければならないものではありません。その人にとって興味がなければ、一生しなくても、まったくかまわないのです〉。
セクシーでありながら、誰にも媚びない叶姉妹のお言葉は、多くの人々にさまざまな気づきを与えてくれるかもしれない。
(ボンゾ)
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