女性を出産退職させると企業は1.2兆円の損失になる! 育児休暇から復職したほうがよほど良い理由

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 中途採用の現場で「女性は出産で辞めるから」等のハラスメント発言を受けた女性は少なくないことがわかっているが(▼採用現場での女性差別の実態 転職の面接時に女性差別を感じた人は95%)、「出産=退社」というのは一つの選択肢であって、社会が強制する生き方ではない。

 会社経営者にしても、そんな古臭い価値観に引きずられていると、得られるはずの利益を大きく取り損ねてしまうだろう。「女性の権利」に疎い経営者でも、産前産後の女性や育児中の男女社員にとって働きやすい職場づくりが経営のために必須であることがわかるデータだ。

 また、現場レベルでの「出産、育児(時短勤務)をする人は迷惑だ」という声も大きいが、これは人員不足や評価制度の不備によるものであり、やはり会社側が社員の不公平感をなくす取り組みをすべき問題だろう。

 出産を機に退職するかどうかは個人の自由である。ただ、働き続けたいのに出産と育児で辞めざるを得ない女性はまだ多い。全ての働く人に適切な選択肢を平等に与えられる社会になってほしい。

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