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2020年ワールドカップの日本招致を目指すフットサルに元サッカーブラジル代表ロベルト・カルロスも参戦!

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Thinkstock/Photo by teptong

 8月17日、Fリーグは元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏(45)の参戦を発表した。ロベルト・カルロス氏はサッカーブラジル代表としてワールドカップ優勝の経歴を持つ、ブラジルサッカー界のレジェンドだ。

 過去にはキングカズこと三浦知良選手(51)も、フットサル日本代表としてワールドカップに出場したことがある。2020年フットサルワールドカップ招致を目指す日本は今現在、イラン、コスタリカ、リトアニア、ニュージーランドと競合中で、10月27日にはFIFA総会で開催地が決定する。

ネイマールやジダンなど、スーパースターもフットサル出身だった

 フットサルとは足を使ったバスケットボールとも言われ、コートの広さはサッカーのコートの約8分の1の面積。1チーム5人で4人がフィールドプレイヤー、1人がゴレイロ(GK)と呼ばれゴールを守る。前後半20分の計40分で試合が行われ、交代数に制限はなく自由に交代ができる。

 ブラジルでは「サロンフットボール」、スペインでは「フットボル・サラ」と呼ばれており、サッカーに劣らない人気を誇っている。ネイマールや元ブラジル代表のロナウジーニョ、フランス代表としてワールドカップ優勝したジダンなどもフットサル出身のプロサッカー選手だ。

日本国内最高峰のフットサルリーグ「Fリーグ」。課題は観客動員数

 2007年にフットサル初の全国リーグとして、「Fリーグ」が創設。現在はディビジョン1、ディビジョン2という2部制でリーグ戦が行われている。完全なプロチームとして活動しているのは名古屋を拠点とする名古屋オーシャンズただ1チームのみ。他のチームでプロ契約している選手は一握りで、多くの選手はアマチュアとしてプレーしているのが現状だ。

2012年シーズンから平均して20万人以上の入場者数を集めてきたが、2017-2018シーズンの総入場者数は19万7828人と20万人を下回る結果となった。同じ室内競技のバスケットボール、Bリーグ入場者数が開幕1年目の2017年シーズンで約214万人と考えると、いかに認知されていないかがおわかりになるだろう。

過去にはキングカズの参戦、AbemaTVとの協力関係も集客強化の模索が続く現状

 2012年にはフットサル日本代表がワールドカップに出場する際、サッカー界のレジェンド三浦知良こと、カズを選出(当時45歳)し話題となった。昨年からはJ SPORTSやAbemaTVで放送・配信が始まり、ライトなファン層への拡大や観戦者数増加を期待させたが、現状は目に見えた数字に表れていない。

 そこで今回発表されたサッカー元ブラジル代表、ロベルト・カルロス氏の参戦は大きな話題を集めた。ロベルト・カルロス氏は9月8日のエキシビジョンマッチに参加。

 さらに9日に行われる第13節のヴォスクオーレ仙台戦に、Fリーグ選抜のメンバーとして公式戦にも出場する。ブラジル代表のレジェンドを一目見ようと注目を浴びているがカズのとき同様、一過性のブームで終わってしまうのではという懸念も上がっている。試合を生で観戦すればコートで行われているプレーの臨場感、選手との距離感に感動を覚え興奮するだろう。

 だが、試合以外のエンターテインメント性があるかと言えば、現段階で人を惹きつけるだけの魅力があるとは言い難いのも事実だ。その証拠としてBリーグの1試合平均入場者数が2223人に対し、Fリーグは約1000人。

 Bリーグのように大きな資本が投入されれば、スポーツコンテンツとして本腰を入れる後押しになる可能性はある。試合前やハーフタイムには、コンサートと錯覚させるほどのエンターテインメント空間を提供できているBリーグを模倣し、スポーツビジネスとして成立させることができれば、継続的に入場者を集めることになるだろう。

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ネクサスフットボール

幼少期からサッカーをこよなく愛し、サッカーに関わる人々や企業を独自の視点で考えながらお酒を飲むのが最高の休日。

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