10月期の土曜ナイトドラマ『あなたには渡さない』(テレビ朝日系)に、水野美紀(44)が出演する。今回彼女は、木村佳乃(42)演じる主人公に「ご主人をいただきにまいりました」と宣戦布告する“夫の不倫相手”を演じる。夫を巡る激しいバトルが描かれるということで、『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)の衝撃を思い起こした人も多いのではないだろうか。
新ドラマ『あなたには渡さない』の公式サイトで、水野美紀は今回の役について「『ご主人をいただきにまいりました。』と言えてしまうメンタルを持った人は現代でもなかなかいないと思うんです。私はこれを手に入れたい、自分のためにこうしたい、ということが清々しいほどハッキリしているところが、ある意味うらやましいですね」とコメントしている。
また「普段の生活の中で自分のドロッとした感情を表に出すことはほぼないので、こうして役を借りて相手にバトルを仕掛けたりドロドロした思いをストレートに言葉にして出せたりするのが、とっても楽しみです!」とも語っており、意気込みは十分。木村も「水野さんと今回バトルがたくさんあると伺ってドキドキしております」とやる気満々だ。
『奪い愛、冬』では妻サイドで怪演
『奪い愛、冬』では、夫を元カノに奪われまいと奮闘する“サレ妻”を演じた水野美紀。今回は逆に、既婚男性と不倫する女性を演じることになった。
水野美紀が『奪い愛、冬』で見せた怪演の数々は、今でも語り継がれるほどのインパクトを世間に残した。同ドラマで彼女が演じたのは、大谷亮平(37)演じる森山信の正妻・森山蘭。夫の元カノ・池内光役の倉科カナ(30)と壮絶なバトルを繰り広げ、「蘭が怖すぎる」「ここまでくると完全にホラー」と言われるほどの不気味な演技を披露して評判だった。このドラマが話題になったのはひとえに、水野美紀の過剰な演技のおかげだったと言っていいだろう。
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