ローラの慈善事業は売名や「セレブ気取り」だからじゃない

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 その記事では、所属事務所とのトラブルは解決したはずなのに<いまだにテレビ番組からは遠ざかったままだ>と「あの人は今!?」とでも言いたげな表現をしたうえで、ユニセフのイベントに参加した際に更新したインスタグラム(8月12日投稿)に<わたしはいま頭の中が子供達や動物の幸せと地球をまもることでいっぱいです><今回は自分ができる事として1000万円を寄付する事にしました>との文章があることをあげつらい、<“セレブ気取り”“ほかにやることがあるのでは”といった批判も上がっているのです>と揶揄していた。

 この記事には批判的な意見が多く出たが、社会的に虐げられている人たちに救いの手を差し伸べる行為を「セレブ気取り」などと冷笑的な取り上げ方をするメディアが存在することには溜め息しかでない。

 それと比して、ローラの考え方は日本のオヤジメディアではとても追いつけないほど先に行っていて新しい。

 「自分を何人だと思っているか?」というテーマに話題がおよんだ際には、<どこに行っても、よく「どこの国の人?」って聞かれるんだけど、私は「パパがバングラデシュでママがロシアと日本のクォーター」と答えるの。だからどこにいても違和感がまったくない>としたうえで、このように述べた。

<私はどこの国でも暮らしていける気がするの。「諦めたくない」とか「リミットを決めたくない」という気持ちがあれば、逆にすごく自由になれるというか。生き方は無限だし、どんなときも純粋に自分らしくいられることのほうが何かに縛られるよりも幸せだなって>

 このようにクレバーで前向きなメッセージを発信してくれる人は日本の芸能界において貴重な存在である。世界を見てどんどん聡明になっていくローラはこれから私たちにどんな言葉を届けてくれるのか。

(倉野尾 実)

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