もも役を演じることが辛かった理由は、石原の強い“責任感”にもあるのかもしれない。『高嶺の花』放送前に公開されたドラマ公式サイトで、彼女は「プレッシャーは相当ありますが、自分自身との戦いだと思い、負けないよう挑戦したいと思います!」とコメント。主演俳優は“座長”として現場を牽引するのが常であるが、スタッフを含めた“チーム”で撮影を乗り越えるというよりも、“自分自身との戦い”として不安や悩みを抱え込みすぎてしまったようだ。
しかし、中盤に行われた飲み会のおかげで、“周囲にもっと甘えてよい”ということがわかり、同ドラマの公式Instagramによると彼女は「こんなにスタッフに支えてもらって、愛した事はないです」と感謝していたという。
石原さとみが同性からも絶大な支持を誇る理由は、親しみやすく愛らしいルックスや確かな演技力だけではない。強い芯を持っており、内面から美しさがにじみ出ていることが、憧れにつながっているのだろう。
(ボンゾ)
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