「妻を怒らせた次の日のサケ弁当」騒動から考える、弁当って作るものなの?

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妻の作った弁当を食べたい夫たちへ

 しかし、料理への苦労を知ってか知らずか、“妻の手作り弁当”を欲している夫は多くいる。マイナビウーマンが実施した調査によると「仕事の合間のランチ用に彼女や奥さんがお弁当を作ってもらいたいですか?」という質問に、「作ってもらいたい」と回答した男性は61.5%もいた。

 その設問自体がどうかと思うが、手作り弁当を求めるならば、その他の家事や育児についても分担し、負担割合を見直してから、注文をつけるのが順序と言える。それほど家庭内での家事育児負担は女性に偏りがちな現状がある。

 株式会社マクロミルは昨年、夫婦ともにフルタイムで働く20~40代の男女1000名を対象に実施した「共働き夫婦の家事分担」に関する調査結果によると、夫婦の家事分担割合で、最多は「夫10%妻90%」(24%)。次いで「夫20%妻80%」(18.5%)、「夫30%妻70%」(14.4%)と、妻に負担が集中していることがわかった。

 コンビニでもスーパーでも弁当は売っている。それでも「弁当は作るものなのか?」と問いたい。実際は、「妻を怒らせた次の日のサケ弁当」を作ることさえ面倒なのである。手作り弁当は時間に余裕がある時にでも作れば良い。食事にまつわる神話は根強く、手料理=愛情という信仰心は男女問わず多くの人が持ち合わせているが、そろそろアップデートしてもいい頃だろう。

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