だからといって、石田を不必要に傷つけてやろうといった暗い意志も含まれていない。ただ、「ペットの面倒は自分で見るべき」という「正義」を主張したかっただけだからだ。
そう考えれば、石田の度重なる炎上は普遍的なものでもあり、「有名税」と簡単に片付けていいものではない。
石田はインスタグラムに<SNSとどのような距離感で付き合って行くか、は この時代に生きるほとんど全ての人たちの課題なのではないかと、わたしは思います>(8月31日)と綴っている。
その通り、石田のインスタグラムをめぐる一連の騒動は、SNS時代の社会をめぐる問題を象徴するものといえるのかもしれない。
(倉野尾 実)