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“嫌われ芸人”品川祐がセブ島英語留学に踏み切った、知られざる理由

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品川祐公式Twitter、2018年9月24日の投稿より。

 近年、「嫌われ芸人」といわれると真っ先に名前が挙がるのが品川祐。“おしゃべりクソ野郎”と有吉弘行にあだ名をつけられて以降、彼に対する向かい風は強度を増し、品川ヒロシ名義で映画を撮り始めると「なんで品川が監督なんてするんだよ」とまた嫌われる。この5年ほど民放局のレギュラー番組はなく、「スケジュールは常に真っ白」と本人が認めるほど。ある芸能関係者はこう語る。

「品川さんが嫌われてるのは視聴者というよりむしろスタッフからなんです。若くして品川庄司としてブレイクしたものの、『ずっと天狗だった』と本人が認めるように、スタッフに挨拶はしない、打ち合わせ中もヘッドホンを外さず座ってるだけなど、まさに“無双状態”。ダウンタウンさんの楽屋に収録前の挨拶に行かなくて、浜田さんにブチギレられ、ガチでビンタされたという逸話の持ち主です。今ではすっかり丸くなって人格者になられましたが、当時、そんな品川さんにずっと手を焼いていたADたちが出世してディレクターやプロデューサーになってキャスティング権を握るようになると、誰も仕事を振らなくなった。誰が見ても自業自得というか、とてもシンプルな事情ですよ。映画監督としても、1作目の『ドロップ』は確かにヒットしましたが、3作目の『サンブンノイチ』で大コケ。以降、苦戦が続いてます」

 そんな「真っ白なスケジュール」を生かし、ここ数年は筋トレに余念がない品川。いつしかブラジリアン柔術を始め、今年6月には公式戦に出場して46歳で格闘家デビューまで果たすも、トレーニング中に右手の甲を骨折。笑いも天狗も格闘技も過剰なまでにやり通すのが彼らしいが、本人曰く「休養中のようなスケジュール」だったため仕事には支障がなかったとか。結果的には笑いよりも涙を誘うエピソードとなってしまった。

 しかし、そんな逆風にも負けない希代の嫌われ芸人は、先日2週間限定のセブ島英語留学を敢行。その理由を、自らブログでこう語っている。

「僕が英語を喋れるようになりたいと思ったのは海外の映画祭に行った時に、有名な外国人の監督やプロデューサーとコミュニケーションが取れなかったからです。せっかく世界的に有名な監督と映画の話をしたいのにヘラヘラと作り笑いを繰り出すばかり、たまに発する言葉は『サンキュー』と『エクスキューズミー』だけ。そんなこともあってちょっとずつ英語の勉強を始めました」(8月9日のLINEBLOG「品川祐オフィシャルダイアリー」より)

 芸人としては丸くなってしまった感もある品川祐だが、映画監督・品川ヒロシとしてはまだまだ終わってなかったのである。本人がブログに記した英語留学の模様をのぞいてみると、1日8時間のレッスンや毎晩23時までの自習時間に加え、合間に「脚本執筆」をしっかりと入れている。さらにジムや柔術の時間まで入れているため、格闘家の道すら諦めてないのだ。某映画関係者は品川の映画監督としての可能性を次のように指摘する。

「品川作品は面白いんですよ。脚本も緻密だし、フリオチもしっかり効いてる。映画愛に満ちあふれすぎてオリジナリティがやや薄い撮り方が気になりますが、ちゃんと笑って泣ける映画に毎回仕上がってます。不幸なのは、1作目と2作目が松本人志作品と公開年がかぶってしまったこと。吉本サイドは松本作品が興行的にすべっているのに品川作品が当たっているとは対外的に言いづらい。つまり、品川の監督としての才能を正当に評価すると『松本がへそを曲げる』という忖度があったといわれてます。3本目の『サンブンノイチ』でやっと松本作品とかぶらなかったんですが、今度は劇団ひとりの初監督作品『青天の霹靂』とかぶってしまい、またもや芸人監督対決に。結果は『青天の霹靂』の興行収入が12億円弱に対し、『サンブンノイチ』は約3億円。劇団ひとりの4分の1だったわけです(笑)」

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ロボティア編集部

人工知能(AI)、ロボット、ドローン、IoT、ブロックチェーンなど、テクノロジー関連のニュースを配信する専門メディアを運営。国内外の最新技術動向やビジネス情報、カルチャー・生活情報なども各メディアに寄稿中。

サイト:ROBOTEER

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