中居正広から滝沢秀明への気遣い、不仲疑惑を一蹴

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中居正広

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 年内いっぱいで芸能界を引退し、プロデュース業と育成業に専念することを発表した滝沢秀明(36)が、9月27日発売の「週刊新潮」2018年10月4日号(新潮社)でロングインタビューに応じている。プレイングマネージャーではなく引退を選んだ理由、芸能界復帰の可能性はないこと、経営陣に入るつもりはなく将来社長に就任することもないこと等々を語っているが、特に気になったのは、メリー喜多川氏および藤島ジュリー景子氏との対立および先輩タレントとの“不仲説”を打ち消しているところだ。

 滝沢秀明が裏方にまわることを発表した時点から、事務所内の対立については瞬く間に噂と心配の声が広まった。9月20日発売の「週刊文春」2018年9月27日号(文藝春秋)では、「滝沢秀明&ジャニー社長vsメリー&ジュリー母娘“最終戦争”」との記事が掲載され、滝沢秀明と不仲な相手として、藤島ジュリー景子副社長や、今井翼、中居正広などの名前が出た。

 今回の「週刊新潮」のインタビューで滝沢はそれらすべてを否定。先輩である近藤真彦や東山紀之からは<「何かあったらすぐに言え!」>と連絡をもらい、木村拓哉からも<会社を通じて連絡>があったという。

 なにやら木村だけ遠い距離を感じるが、これまで深く交流してきた間柄ではないのだろう。一方で、中居正広との関係に至っては、<でも実は、今回の発表で、一番最初に心配して連絡くださったのは、中居くんなんです。「飯食えてんのか?」ってすごく心配してくれて。><「全然大丈夫です」と返しましたが、だから本当に……いい関係なんです(笑)>と饒舌だ。SMAP解散騒動からまことしやかに囁かれてきた中居と滝沢の“不仲説”だが、それを全面的に否定した格好である。

 ジャニーズJr.時代からトップレベルの人気を誇っていた滝沢秀明は、ジャニー喜多川氏の“スぺオキ”であると周知されており、また、大勢いるジャニーズJr.のリーダー的存在で、後輩たちの教育係でもあった。現在も滝沢秀明の育成力には定評があり、後輩たちの信頼も厚いと言われているが、その一方で、同世代および先輩たちとの関係は必ずしも良好ではないのでは、という見方をされてきた。そして近年、滝沢秀明と不仲なジャニーズ先輩の代表格だったのが元SMAPの中居正広だ。

 その根拠として挙げられるのが、「週刊文春」2016年9月29日号で、記者のインタビューに応じた滝沢秀明が<「(事務所には)ただ恩返しをしているだけです。僕だけでなく、ジャニーズは全員そう。ただの少年が180度人生を変えてもらったわけですから、感謝するのは当り前。それをわからなかったらアホでしょう」><「僕らの仕事は、ただキャーキャー言われてるだけじゃないんです。自分の後ろにはスタッフとかたくさんの方がいて、その人たちの生活もかかっている」>と発言したことだった。

 この記事を一部メディアは“滝沢秀明がSMAP糾弾”“独立組を「アホ」呼ばわり”と解釈し、元SMAPのリーダーであった中居正広と滝沢秀明の不仲説が加速。しかしながら、長年芸能界に身を置く中居正広が、週刊誌やスポーツ紙の記事を鵜呑みにして、後輩の滝沢秀明に「アホ」呼ばわりされた……と激怒したりするものだろうか。

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