滝沢秀明は面倒見がよく後輩に慕われていることはよく知られているが、中居正広も舞祭組をプロデュースしているあたり全く後輩にノータッチなタイプではない。また、滝沢の発言に「自分の後ろにはスタッフとかたくさんの方がいて、その人たちの生活もかかっている」とあるが、中居も同様の理由からジャニーズ事務所に残ったと見られている。そこにはシンパシーさえあるかもしれない。
滝沢の裏方専念発表を受けて、いの一番に「飯食えてんのか?」とそのプレッシャーや覚悟を心配してみせた中居。ファンのよく知る、仲間思いの姿そのものがそこにある。しかし一方で、中居自身が「大丈夫?」と心配される状態でもあると、先日の「女性セブン」(小学館)が伝えていた。
同誌によれば、中居は“うまく声が出ない”と気にし、「喉」や「声」の治療を専門的に行っている耳鼻咽喉科のクリニックへ人知れず通院。今年は<点滴を受けるために何度も病院へ行っています。体調不良や入院で収録が延期になったことも何度かありました>というから、その体調が気がかりだ。SMAPはなくなっても、中居がレギュラー番組をいくつも抱える人気タレントであることに変わりはない。仕事量を減らすというのもひとつの選択肢だが……今後、そうした仕事上の話し合いを滝沢・中居間でする日もくるのだろうか。ただの先輩・後輩としてでも、プロデューサーとタレントとしてでもなく、仕事仲間として互いに気遣いあう関係でいてほしいものである。
1 2