キャリア・仕事

給料一律同額の「ZOZOTOWN」は働きやすい会社か?

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 基本給とボーナスの「一律同額」がどのように運用されているのか、気になった人は多いだろう。『ガイアの夜明け』では、「一律同額」と紹介されるのみだったが、それは役職や勤続年数に関わらず一括りに「一律同額」なのか、それともあくまでも同職種や同役職では一律同額という意味なのか。おそらく後者だろう。参考までに現在スタートトゥデイ社が実施している中途採用情報を見ると、WEBマーケター・商品企画・縫製指導・パタンナー・生産管理・品質管理と複数の職種で人材を募集している。

 WEBマーケターは「年収:~500万円」、パタンナーは「【一般パタンナー】年収:250万円~420万円 【チーフパタンナー】年収:480万円~1,150万円」、商品企画・縫製指導・生産管理・品質管理はぞれぞれ「年収:250万円~1,150万円」となっており、またいずれの職種も「※前職給与や能力・経験を考慮の上、決定いたします」とある。多くの企業の一般的な給与形態と大差ない内容といえるだろう。ちなみに契約社員として募集されているZOZOTOWNコールセンターオペレーターは時給1500円(研修4カ月は1200円)、アルバイトとして募集されているチャットスタッフ・縫製士・商品管理スタッフは時給1000~1400円。

 今年6月に提出された有価証券報告書によれば、株式会社スタートトゥデイは今年3月31日時点で、従業員数471人(臨時従業員数1,127人)、平均年齢31.4歳、平均年間給与524万9000円、平均勤続年数6.0年。創業が1998年、ZOZOTOWN誕生が2004年、東京証券取引所マザーズ上場が2007年であることを踏まえると、従業員の平均年齢は比較的若く、新陳代謝が活発であることがうかがえる。

 スタートトゥデイの福利厚生は幕張手当に限らず充実している。6時間労働制、家族時短、産休育休はもちろんその他にも様々な休暇制度、家族手当、自学手当、従業員割引制度、従業員貸付金制度、産業医面談などが設けられており、公私ともに充実させたいと考える人にとっては整った環境であろう。一方で、仕事のみに没頭しどんどんスキルアップしたい人にとっては、もどかしさやわずらわしさを感じるかもしれない。スタートトゥデイは「従業員同士が親友のような関係になる」ことを目標にしているといい、スタッフ同士が部署を越えて交流する機会「FRIENDSHIP DAY」を実施している。スポーツ・趣味が共通するスタッフたちのコミュニティを支援する「部活動支援制度」など、従業員同士の交流を後押しする社内風土といえる。そういったことを踏まえると、ある程度社交性と協調性があって、従業員同士の交流を楽しめるタイプの人に向いている会社なのかもしれない。

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