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『マツコ&有吉』の素人いじりに批判 根底にあるのはテレビの優越感?

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matuko0928

『マツコ&有吉 かりそめ天国』webページより

 今月26日に放送された『マツコ&有吉のかりそめ天国』(テレビ朝日系)の番組内で、「美人の彼氏がどんな人か知りたい!」をテーマに表参道で街頭インタビューを決行する企画に批判が寄せられている。

 美女探しとインタビューはお笑い芸人の三四郎・小宮浩信(35)が務めたのだが、女性の後ろから「すみません」と声をかけ、顔を見たとたんに「あっ、大丈夫です」と自ら取材を断り、ぼそっと「あんまり可愛くなかった」と数名の女性の容姿を批判する場面があった。

 女性の顔にはモザイクがかかっており視聴者から個人は特定できないが、もし女性本人がこの放送を見たとしたら、自分ということははっきりわかる。芸能人であれば、テレビ番組で容姿を批判されることは、視聴者がそういったネタを求めているかは別として、仕事のうちになるのだろう。しかし一般人の場合は仕事ではない。道を歩いている人にいきなり声をかけ、容姿を批判する行為は「笑い」にならない。

 このシーンが放送されるとネットには、「言われた女の人たち絶対傷ついてる」「一般人の容姿を批判するのはNG」といった意見が散見された。

 容姿批判は小宮がとった行動ではあるが、“面白い”として放送したテレビ局の責任も重い。どうしてテレビ局は、“対象者に失礼”という基本的なことを無視して放送してしまったのか。どこかテレビ局の根底に、“一般人よりも自分たちのほうが上の立場”という意識が透けて見える。

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