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『バチェラー・ジャパン』の非対称な男女関係、露悪趣味にうんざり

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AmazonPrimeビデオ『バチェラー・ジャパン』より

 今年5月に配信された恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』(AmazonPrimeビデオ)のシーズン2でカップルになった小柳津林太郎と倉田茉美が、破局したことを伝えた。番組収録を経て、約1年間の交際期間をもうけていたが(番組放送終了からはわずか3カ月)、ゴールインには至らなかったようだ。……と言っても、『バチェラー・ジャパン』を視聴していない人には何のことだかさっぱりだろう。

 小柳津林太郎はサイバーエージェントの子会社CyberXの代表を経て、サイバーエージェントSGE統括室室長。AbemaTVアナウンス室部長、マキシマイズ室、次世代プロデュース室を兼任するIT実業家。『バチェラー・ジャパン』シーズン2で、複数の女性に奪い合われるイケメン・バチェラーの役割を担った。最終的に彼が選びカップルになった女性が、イラストレーターの倉田茉美だった。

 9月28日、小柳津林太郎はブログを更新し、「この度、バチェラー・ジャパン シーズン2を通して、結ばれた、倉田茉美さんとお別れすることになりました。」と報告。「言葉で表現するのは難しいのですが、時が経ち、気が付けば、兄弟と言いますか、心友のような関係に変わっていきました。番組を楽しんでいただき、二人の結婚を期待して頂いた方々には、応えることが出来ず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。」と、『バチェラー・ジャパン』の視聴者に向けメッセージを綴った。

 同日には倉田茉美もブログを更新し、「この度、私、倉田茉美は、バチェラーシーズン2を通して結ばれました小柳津林太郎さんと正式にお別れすることとなりました」「あまりにも早い別れに失望される方、ガッカリされる方、当然だと思います。その気持ちに対して、本当にごめんなさい。」「私はバチェラーに参加して彼と出逢って結ばれてお別れに至るまで、ずっと本気で彼と向き合い続けてきました。」と、心境を綴っている。

 なお、シーズン1で結ばれたバチェラーの久保裕丈と蒼川愛のカップルも、今年2月に破局を発表している。

『バチェラー・ジャパン』が描く、非対称な男女関係に違和感

 2017年に配信がスタートした恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』は、米国で10年以上続く人『The Bachelor』の日本版だ。容姿・学歴・収入と三拍子揃ったハイスペック独身男性(通称・バチェラー)をめぐって、複数人の女性が熾烈なバトルや駆け引きを繰り広げる。ちなみに『バチェラー・ジャパン』シーズン2では、20名の独身女性が参加していた。

 番組中には複数回、バチェラーが気に入った女性にバラを手渡す「ローズセレモニー」が待ち構えている。このイベントでバラをもらえなかった女性はその場で脱落、即帰宅となってしまうルールだ。バチェラーは、最後のひとりになるまで女性を選び続け、カップルが成立するまでの動向を追うという趣向だ。

 他人の恋愛模様を垣間見られるリアリティショー番組といえば、1999年に放送し一斉を風靡した『あいのり』(フジテレビ系)がその先駆けだろう。2014年から放送の『テラスハウス』(フジテレビ系)も、人気番組となってシリーズ化している。リアリティ番組にはそこはかとないヤラセ感がつきものだが、それを織り込んだうえで楽しむ視聴者も多い。しかし、こと『バチェラー・ジャパン』に関しては、「気持ち悪い」「不快すぎる」という批判の声もあがっている。

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