
『ものまねグランプリ』オフィシャルサイトより
10月2日、『ものまねグランプリ 芸人41組 秋のガチランキングSP!』(日本テレビ系)が放送される。今回の『ものまねグランプリ』は41組のものまね芸人がネタを披露し審査員が採点。これをもとに41位から1位までランクづけされ、上位14名には年末に放送される『ザ・トーナメント』への出場権が与えられる。大御所から注目の若手芸人までが本気バトルを繰り広げる、豪華な饗宴は見逃せない。
同番組にはコロッケ(58)、山寺宏一(57)、神奈月(52)といった大御所格のものまね芸人が多数出演。特に神奈月は、今年5月に放送された『ものまねグランプリ ~男女対抗! 怒涛のガチバトルSP~』(日本テレビ系)でMVPに輝いている。この時彼が披露したのは、長嶋一茂のものまね。長嶋がコメンテーターをしているシチュエーションで他にも様々な人物になりきったが、今回はどんなものまねを見せてくれるのだろうか。またイヴァンカ・トランプが出てくるのか。
山寺は芸達者にもほどがある匠のレベルだが、必ずしもウケるネタを出してくるとは限らない。「うま~い」と拍手して終わり、では視聴者もしらけてしまう。コロッケは大ベテランでありものまねパブを主催し後進の育成にも励むレジェンドだが、そろそろ新ネタをおろしたほうがいい時期だろう。顔芸は安定しているとはいえ、ロボットネタやシチュエーション頼みのネタは飽きられつつある。
先日放送された『キングオブコント2018』のファイナリスト・チョコレートプラネットも、今やIKKO(56)&和泉元彌(44)のものまねが“鉄板ネタ”として様々な番組に引っ張りだこ。じつは他にも氷室京介(57)やイジリー岡田(54)といった多くのレパートリーがあるが、これらはいつも“ややウケ”なので、新ネタで挑戦してほしい。『キングオブコント2018』では3位という悔しい結果に終わってしまったが、ものまねでの挽回に期待したい。
その他にも福田彩乃(30)やホリ(41)、青木隆治(37)といった常連が数多く登場する。あらゆる女優のピンポイントものまねをやってきた福田は、出演のたびにレパートリーを着々と増やしているので今回も期待がかかるところだ。青木はものまね二世だが、研ナオコに「隆治はね、歌に心がこもってないの」と酷評されたことがある。そんな青木が今回披露するのは大ヒットしたDA PUMP「U.S.A」。他局ではエハラマサヒロが完コピしてみせたが、青木はそれを超えられるか。ただ御本人登場となるため高得点が約束されているような気はする。
初出場の面々も見逃せないところ。杉野ひろし(30)は、最近りゅうちぇる(22)のものまねで注目度上昇中の新星ものまね芸人。星野源(37)やGACKT(45)もレパートリーに入っているが、どれで笑わせにくるだろうか。SKE48のものまね担当・岡田美紅(20)も、本戦は今回が初出場。彼女は前回の『ものまねグランプリ ~男女対抗! 怒涛のガチバトルSP~』で、番組内コーナー「コロッケを笑わせろ」に出場して視聴者を驚かせた。このコーナーで彼女が披露したのは、“ものまねをする福田彩乃のものまね”。アイドルという枠に収まらない完璧なクオリティーに、コロッケも「福田が次のネタへ移行する“間”まで真似ができている」と絶賛している。今回は本戦に出場するということで、福田彩乃とのバトルも期待できるかもしれない。
そのほか、JP(35)はTOKIO長瀬智也(39)で勝負をかけ、TOKIO松岡のまねを得意とするむらせ(32)は本人公認・林修先生を予定。レパートリーの多い彼らのこと、合間にKing&Prince平野紫耀(21)などを混ぜてくる可能性もある。キンプリといえば、今回、トレンディエンジェルがキンプリを披露するとのことで、炎上は必至だろう。
番宣でも話題なのは、Mr.シャチホコ。和田アキ子の本人公認ものまねでブレイク中のMr.シャチホコだが、和田と懇意にしている多くの舎弟タレントが「本人そっくりで怖い」と震え上がる激似レベルは必見だ。
41組の頂点に輝くのは誰なのか、ものまね芸人同士のガチバトルを見届けたい。
(ボンゾ)