社会

杉田水脈が懲りずに暴言!「日本のテレビ事業が海外に負けたのは中国と韓国によるバッシングのせい」

【この記事のキーワード】

 日本メーカーのテレビが海外メーカーとの競争に負けたのは、企業の技術革新の遅れや経営判断のミスが招いた敗北であり、中国や韓国による組織だった政治的な活動が原因なわけがない。

 ジョークで言っているのだとしたらまったく面白くないし、本気で言っているのだとしたら、こういったビジネス感覚の人が現職で国会議員を務め続けている事実に頭が痛くなる。

 支持者の前にだけ現れ、内輪のなかだけで活動する流れはいまでも続いている。「FRIDAY」(講談社)2018年10月12日号では、9月19日に行われた講演会の模様がレポートされているが(9月18日には「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」を掲載した「新潮45」2018年10月号が発売されていて、世間は大炎上している)、そのなかで杉田議員は<(広島で講演した際)会場の皆さんに『(豪雨の被害は)大丈夫ですか』と問いかけますと、『あなたが大丈夫ですか』と。フフフフ。ご心配おかけしておりますけど、見ての通り、ワタクシ大丈夫でございます!>と挨拶したと記されており、さらに、会場では「「LGBT」支援の度が過ぎる」のコピーが来場者に配られていたという。

 また、2018年9月27日付ネットニュース「日刊ゲンダイDIGITAL」は、9月26日に東京都内で行われた講演会に日刊ゲンダイの記者が取材に行ったが、「満員」を理由に断られ(その割には定員60人のうち20人ほどしか会場に出入りしなかったとのこと)、その代わり講演終了後に本人を直撃しようとしたところ、講演参加者に壁をつくられて妨害され、杉田議員はその隙に逃げるように会場を立ち去ったとのルポ記事を掲載した。

 しかし、大手出版社の老舗雑誌が1冊休刊するほどの騒動を起こしておきながら、どうして、このようになんの説明もなく逃げ回ることが許容されるのか?

 それは、安倍政権も杉田議員の意見を同じくする一員であり、彼女は強い力で守られているからだ。9月30日放送『サンデーモーニング』(TBS)のなかで、ジャーナリストの青木理氏はこのように指摘している。

<杉田議員はなぜ自民党で比例であんなに重用されたのかっていうことを考えると、政権との近さですよね。それから、今回大問題になった、痴漢とLGBTを同列視するような論文を書いた評論家は、安倍首相の礼賛本を書いて世の中に出た人なんですよ。で、その本っていうのは、安倍首相の政治団体が買い取っているというんですね。つまり、政権がバックにいるということである種蠢いている人たちが今回の問題を起こしているんだっていうことも、我々は真正面から受け止めないと>

1 2 3

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。