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YouTubeを子どもに安心して見せられるように、UUUMが取り組んでいることとは

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子供に大人気のヒカキンとボンボンTVの皆さん

 スマートフォンの普及によって大人も子供も容易にネットにアクセス可能になった今、YouTube文化は花盛りだ。もちろんYouTubeに限らず“動画”は気軽に閲覧できるもので、撮影・編集だって素人でもできる。テレビを主戦場にしていたテレビタレントたちもYoutubeチャンネルを開設ししのぎを削っている。しかしテレビタレントよりも強いのは、この文化を盛り上げてきた動画クリエイターたちだ。

 HIKAKIN(以下、ヒカキン)やはじめしゃちょーをはじめとした動画クリエイターのマネジメント・サポートを中心に事業を展開するUUUM株式会社(以下UUUM)の「U-FES.」とコラボレーションした、東京ドームシティアトラクションズのイベント「カモン!U-FES.遊園地!」が、9月29日から11月18日まで開催されている。これに先立ち東京ドームシティにて行われたメディア内覧会では、日本最大級の動画クリエイターイベント「U-FES.2018 プレミアムステージ」(11月11日開催)の前日に、TOKYO DOME CITY HALLにて前夜祭を開催することも明らかにされた。

 内覧会に登場した超人気動画クリエイターのヒカキンは「フェス会場みたいになるんじゃないかな、と思ったりしてます」とコメント。新たな試みに期待を寄せている様子だった。期間中は東京ドームシティにて、UUUM所属の動画クリエイターらが考案したコラボメニューやラッピングアトラクション、人気クリエイター認定テストなどが楽しめる。

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ステージ登壇後、お子さんたちに追われていたヒカキン

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イベント中、コラボフードメニューの試食をしようとしてぶちまけてしまったヒカキン

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全員さすがのリアクション

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でも美味しくいただきました

 いまやユーチューバーは子供達に絶大な人気を誇り、小中学生の“なりたい職業ランキング”においてもユーチューバーが急上昇。その地位向上ぶりはすさまじい。実際、内覧会当日は、登壇したヒカキンを熱い眼差しで見つめる小学生らの姿が目立った。内覧会後に遊園地内を歩くヒカキンを見つけた小学生らは喜びの声をあげ、他のユーチューバーを探そうと走り回っていた。悲鳴が“スター”に遭遇したときのそれだ。

 一方で、キッズたちがYouTubeにハマることを良しとしない保護者も少なくはないだろう。筆者自身、YouTubeを小さな子供に見せている親としては、複雑な心境だ。たとえば関連動画でさらに別の動画を視聴する際、それが“キッズにふさわしくない”内容の場合もある。

 また、こうした人気動画の面白さが親としてさっぱりわからないという声もある。新商品を紹介するとか、オモチャで遊んでみるとか、ゲーム実況とかメントスコーラとか……始まりから終わりまで早送りなしで見ることすら苦痛……「何これ、面白いの?」と疑問に思っている親世代も、少なくないのでは。

 そんなわけのわからない動画を子供が見ている、というか子供に自由に見せていることへの罪悪感も多少なりとも親側には発生する。ただでさえスマホなどの端末を子供に使わせることへのバッシング体制が世の中にはある。

 今回の『カモン!U-FES.遊園地!』は、まさにキッズに向けたイベント。これを機に親側の抱くユーチューバー(動画クリエイター)への不信感を拭い去るべく、UUUM執行役員・笠原直人氏に、キッズに人気の理由や発信側の取り組みなどについて聞いた。

なぜキッズに人気なのか?

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UUUM執行役員・笠原直人氏

――UUUMにはヒカキン、はじめしゃちょー、セイキン、フィッシャーズ、水溜りボンドなど、子供達に人気のユーチューバーが数多く所属しています。「HikakinTV」やはじめしゃちょーのチャンネル登録者数は700万人に迫る勢いで、フィッシャーズはCDデビューまでしましたよね。いわゆるテレビタレントとは違う彼らの動画がなぜこんなに人気なのでしょうか。

笠原「全てがというわけではないのですが、クリエイターが、タレントやモデルに比べてちょっと身近な距離感というところが人気の大きな理由なんじゃないのかなと思っています。子供達の距離感も近いですよね」

――距離感の近さというのは、コメントのやりとりなどですか?

笠原「動画配信自体は一方的な表現ではありますが、ファンからの質問に答える動画が人気を集めたり、SNSでもコミュニケーションしたり、コメント欄でも想いを伝えられる。完璧な双方向ではないにしても、多少それがあるというところが、身近な距離を感じてもらえているというところなのかなと感じています。すごく遠い憧れの存在、というよりは、近くのお兄ちゃん、みたいな距離が保てているので身近な存在として興味を持ってくれているのではないでしょうか」

――先ほど遊園地内でヒカキンに遭遇したキッズたちの反応もそんな感じがありました。動画クリエイターのファンは全体的に小学生世代が多いのでしょうか?

笠原「クリエイターによってファン層は違います。本日内覧会に登場したヒカキンやボンボンTVは小学生のファンが多いですが、はじめしゃちょーやフィッシャーズの視聴者はもう少し年齢層が高く中高生の女の子、10代半ば~20代前半が中心です。もっと上のファン層もいますが」

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

twitter:@watcherkyoko

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