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有村架純がキスで「脱皮」? 過剰に意味づけされる女優の性的なシーン

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有村架純Instagramより

 109日よりスタートする連続ドラマ『中学聖日記』(TBS系)で主演を務める有村架純(25)。有村は男子生徒と恋愛関係になる中学教師・末永聖(ひじり)を演じるのだが、そんな彼女について、「週刊新潮」2018927日号(新潮社)は「ずぶの素人との接吻が脱皮の試金石という『有村架純』」との記事を掲載。このドラマで彼女は女優として一皮むけようとしているとの内容だ。

 記事で有村の相手役となる男子生徒を演じる俳優・岡田健史(19)はドラマ初出演で演技経験もない<正真正銘の素人>であるため、<教師役の有村と生徒役の岡田とのキスシーン>があることについて、<有村ほどの売れっ子が、ずぶの素人とのキスに、抵抗はないんだろうか>と危惧する。双方の役者に対して失礼極まりない言い草だ。

 そのうえで、有村は<案外前向き>だとして、有村に近い芸能関係者の「女優として一皮むけるためにも、なんでも取り組まなきゃ、という姿勢です」というコメントを紹介。ドラマ『中学聖日記』の演出には、有村の主演映画『コーヒーが冷めないうちに』(1021日公開予定)で監督を務めた塚原あゆ子氏も名を連ねているため、有村は塚原氏に心酔しており、「塚原に指示されたのなら、スキャンダラスな内容でもなんでも喜んでやるし、それを通して脱皮したいと思っているんです」とも。昨秋公開の映画『ナラタージュ』で、松本潤とのラブシーンがあったことで「松潤ファンの恨みを買った」ものの、「今回は相手が無名の素人だから、ファンのバッシングにおびえることなく脱皮できます」と言う民放関係者のコメントもある。

 上記の記事に顕著なように、女優が“スキャンダラスな内容”の作品に出演したり、ラブシーンや濡れ場を演じることは、いちいち“脱皮”や“体当たり”と受け止められる。有村架純はドラマや映画の主演に度々抜擢されるような売れっ子女優であり、昨年主演を務めたNHK連続テレビ小説『ひよっこ』に代表されるように清純派女優のイメージが強く定着しているため、これまでのイメージを打ち破るべくスキャンダラスで過激な作品や濡れ場に挑んで“脱皮”を図る、という捉え方をされていることはわかる。その一方で人気が低迷した女優が濡れ場を演じると、「落ちぶれた」「脱がなきゃ仕事がない」と叩かれてしまったりもする。映画やドラマの文脈とは無関係に、メディアが「濡れ場」にそれ以上の過剰な意味を持たせているように見える。

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中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

バナナ&ストロベリー

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