取り戻した「ドラマのTBS」
ドラマが好調のTBS。4月期は二宮和也(35)主演の『ブラックペアン』が全話平均視聴率14.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、同クールの連ドラの中で視聴率1位に輝いた。7月期は『義母と娘のブルース』が大ヒット。同ドラマ最終回の平均視聴率は19.2%で、こちらも大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』の最終話平均視聴率20.8%に迫るほどの勢いを見せている。
実際に局の関係者も手ごたえを感じている様子で、9月6日に行われたTBSの番組改編説明会では編成局長が、民放1位に君臨する日本テレビの“背中が近づいている”とコメント。バラエティー番組の数字が強い印象の日本テレビだが、TBSはドラマの力で肉薄できそうだ。
10月期も話題性の大きい強力なラインナップが揃ったTBSドラマ。今後の評判はストーリー展開に大きく左右されるだろうが、果たしてこの中から大ヒットドラマは生まれるのだろうか。
(ボンゾ)
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