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新垣結衣&野木亜紀子の黄金コンビによる第3弾!『獣になれない私たち』への期待は無限大

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脇を固める主役級の俳優陣に期待の高さが見える

 『獣になれない私たち』は、脇を固める俳優陣もとても豪華だ。『おっさんずラブ』で上司と同僚(どちらも男性)から愛される主人公を演じて大ブレイクを果たした田中圭、国際的にも評価が高い演技派女優の黒木華、ハリウッドでも活躍する菊地凛子など多彩な顔ぶれである。各自別ドラマを1本ずつ作れるほどの主役級の俳優ばかりだ。

 田中は晶の彼氏で大手デベロッパー勤務の花井、黒木は晶をストレスで悩ませる謎の女性を、菊地は毒舌男・根元の「情熱的な性格の元恋人」という物語のキーパーソンを演じる。冷静な松田との対比が楽しみだ。

 野木作品は主演だけではなく、脇を固める人物たちをも輝かせる。このドラマで大ブレイクを果たす俳優を目の当たりにできるかもしれない。

いい人を演じる現代の“臆病な人たち”の共感を誘うか

 個人によって差異はあるだろうが、「他人に見せる自分」と「ありのままの自分」がまったく同じである人は非常に稀だろう。晶と根元同様、本来の自分ではない人物を我慢して演じる人は多いはずだ。かくいう私も上司に見せる顔と、友人に見せる顔が違うので「猫をかぶってる」と言われることがたびたび。誰にでも素の自分を受け入れてもらえるに越したことはないが、社会はそんなに甘くはない。どんなに自由気ままに見える人でも多少は「自分」を作り、愛されるための努力をしているものだ。徹底して「最高の自分」を演じ続ける晶と根元は、他人から拒絶されることを極端に怖がる臆病なオトナなのかもしれない。

 臆病な2人の物語に、「我慢しているのは私だけじゃないんだ」と共感するか、はたまた呆れるか、ドラマが始まらないことには見当がつかない。だが新垣の圧倒的な可憐さを確認するだけでも一見の価値はある。野木とのタッグで急成長した彼女がこのドラマで更なる大躍進を遂げることができるのか、しっかりと目に焼き付けたいと思う。

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