新しい地図はジャニーズ事務所の圧力を逃れて成功、草なぎ剛「自分の選択間違っていなかった」

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時代の空気にマッチした「新しい地図」

 「まぁでも必死だったね。今も必死だけど。必死だよ」「(この1年が)ここまで大きな一歩になるとは思わなかったけど」と言う草なぎも、香取同様、スタッフの存在が「すごい心強かったし、新しい世界に飛び込んでいけるのかなって幸せな気持ちになった」という。そして1年が経ち「やっぱり自分の選択って間違っていなかったんだなって思う」。

 そんな草なぎの「いろんな選択肢ってあったじゃん。だけど僕らってさ今もうグループじゃなくて一人一人だと思うの。でもそれは何度も言うけど、慎吾がそっち行くからとか吾郎さんがそっち行くからじゃなくて、たまたま一緒だったっていうか。そこがなんかもう違う、前と違うっていうか、一人なんだけど一人じゃないっていうか、その感覚は初めて」という言葉も印象的だ。

 かつてのようにきっちりグループを結成するのではなく、強固な絆で団結するというわけでもなく、どちらかというとゆるい感覚でつながっている3人。10代の頃から同じ事務所の同じグループに所属し苦楽を共にしてきたアイドルたちが40代を迎えた時の、在り方のひとつだと思う。その開放感は今の時代と絶妙にフィットする。権力側の決めた理不尽なルールや、業界倫理や“仁義”にばかり寄り添うのではなく、自分の頭で考える彼らの姿は、一般の共感を呼んでいる。

稲垣吾郎が殻を破った瞬間

 昨年11月の『稲垣・草彅・香取 3人でインターネットはじめます 72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)のエンディングで、1996年にSMAPを脱退した森且行(44)のメッセージが流れた時、稲垣が涙を流した。草なぎはこの涙に驚き、香取にとっても想定外だったという。「感情を表に出すのは好きじゃないというか、出しちゃいけないと思ってる」という稲垣にとっては、美学に反する映像でもあるが、しかし「素っ裸でいけるようになったよね、あれから。何か剥がれたというか、自分の中でも。今まで絶対に守ってきたというか、見せたくなかったもの剥がれたというか。それは自分にとっては解放でもあった」と、これまでの殻を破った瞬間を振り返った。

 「俺たちまだまだ本気出していないよね」「やりたいことがいっぱい」と語る3人。10月12日からは、草なぎが主人公・アンジェリーノの声優を務めるアニメ映画『ムタフカズ』が全国ロードショーとなる。映画といえば稲垣も主演映画『半世界』の公開を来年に控えている。11月には稲垣の主演舞台『No.9-不滅の旋律-』、12月には香取の出演舞台『日本の歴史』、草なぎの主演舞台『道』が上演予定だ。来年1月1日には『7.2新しい別の窓#10 お正月SP』を生配信し、2月にはファンのNAKAMAとのMEETINGを全国5カ所で行う予定だという。映画「クソ野郎と美しき世界」の第2弾の公開も待ち遠しい。

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