新しい地図はジャニーズ事務所の圧力を逃れて成功、草なぎ剛「自分の選択間違っていなかった」

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アイドルの「中年以降」の生き方

 昨年9月22日にオープンした「新しい地図」の公式ファンサイトの動画には「逃げよう。自分を縛りつけるものから。ボーダーを超えよう。塗り替えていこう。自由と平和を愛し、武器は、アイデアと愛嬌。バカにされたっていい。心をこめて、心を打つ。さあ、風通しよくいこう。私たちは、新しい地図」というメッセージがあった。その風通しの良さを、今の時代は求めている。コンプライアンス強化や働き方改革、様々な差別への反対運動、ハラスメント告発など日本でも毎日目まぐるしい動きがあり、これを「うるさい、窮屈だ」と見る向きもあるが、逆だろう。これまでの社会で窮屈な檻に押し込められてきたマイノリティや労働者を解放すべく、こうした動きが全世界的に盛り上がっているのではないか。

 SMAPに限らず、ほかのジャニーズのアイドルグループでも、女性のアイドルグループでも、メンバーの多くは10代の頃に活動をスタートさせる。やがて芸能活動引退を選択するメンバーもいる一方で、20代、30代、40代……と長いスパンで芸能活動を継続していくメンバーも少なくない。SMAPは解散したが、TOKIOやV6やKinKi Kidsは、メンバーが年齢を重ねるに伴いソロでの活動が増えつつも、活動を継続。不祥事を起こしたメンバーが脱退することはあれど、解散せず“おじさん年齢のアイドル”として活躍している。

 他方、モーニング娘。やAKB48のような女性アイドルグループは、メンバーの卒業と新加入という新陳代謝を繰り返しながら存続している。男性と女性で活動の仕方やファンの受け入れ方が大きく異なることは、良くも悪くも興味深い。

 いずれにしても、10年、20年と歳月が流れていく中で、メンバー自身も年齢を重ね、仕事に対する価値観やライフスタイルは変化していくだろうし、時代も変化する。「新しい地図」として彼らが切り拓く道は、後輩たちにとってもひとつの道しるべになるだろう。

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