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TBS宇垣美里アナはマスコミにとって「変な女」「気が強くて干された」

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『アフター6ジャンクション』公式Instagramより

『アフター6ジャンクション』公式Instagramより

 10月7日の『サンデージャポン』(TBS系)で流れたVTRで、宇垣美里アナウンサーが結婚願望について質問された一幕が、スポーツ紙をはじめいくつかのネットニュース媒体で記事になっている。番組では、婚約指輪や結婚指輪とも違う手頃な価格の「プロポーズリング」について紹介、宇垣アナは寸劇を演じたうえでディレクターに結婚したいかを聞かれて、「ありますよ。結婚したいです」と回答した。

 そのうえで、「今、お相手はいるんですか?」という質問を宇垣アナは「ん?」とはぐらかし、「いるんですか?」「ん?」「いるんですか?」「ん?」というやりとりが三度繰り返された。スタジオでは爆笑問題の太田光が「完全にいるね、これは。ライムスターの宇多丸じゃねえか」とボケ、田中裕二が「ラジオで共演してるだけだろ!」とツッコミ。ただこれだけのことなのだが、なぜか毎週『サンジャポ』出演時の様子がニュースになる宇垣美里アナウンサーは人気者ということなのだろう。

 この放送とネットニュースについて、宇垣美里アナウンサーと宇多丸が9日のラジオ番組『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)の冒頭でトークした。宇垣アナは「結婚や恋愛について訊ねること」を、どう捉えているかを語ったのである。

 そういった類の質問が「すごく苦手」だという宇垣アナは、その理由を「その人のセクシャリティに関することだから」と説明。「だから私は(「ん?」と返すことによって)その質問あんまり好きじゃないよって伝えたかったんですけど」「ポリコレ的にどうなのって毎回思っちゃって」「私はずっと気にしていきたいと思うし、できれば人もそうしたほうが、傷つく人も減るんじゃないかな」と話した。

 また、恋人が「いません」と言ったときに、「ウソつけ」あるいは「え~もったいない」といったリアクションがくることにも、「私の選択で今いないだけなのに、なんで~?」といつも疑問なのだという。全くもって正論のオンパレードだ。

 宇多丸も宇垣アナのその考えに同調。職場などで世間話として「彼氏/彼女いるの?」「結婚は?」等の話題を振ることについて、「すごくセンシティブだから」やめたほうがいいとし、「相手がいない人」を「かわいそう」と見たり「え、なんで?」と突っ込んできくなどの行為が、人によっては傷つく領域であり、無遠慮にやりがちだとしても気をつけたほうがいいのだと説明した。

 宇垣アナは「そういうところに過敏なのかもしれない、私が」とも言い、宇多丸は「宇垣さんが、ご自分が正しいと思うラインを譲る必要もない」と励ました。良いコンビだ。一方で、宇垣アナのように“ポリティカルコレクトネス”を自分の内側に取り込んでアップデートしている人が、変わり者扱いされるのが、彼女の働くテレビという業界である。

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ヒポポ照子

東京で働くお母さんのひとり。大きなカバを見るのが好きです。

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