10月14日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に、シンガーソングライターの三浦祐太朗(34)が出演する。といっても、その活動をご存知の方はどれほどいるだろうか。三浦祐太朗は、三浦友和(66)と山口百恵(59)の長男で、三浦貴大(32)の兄。ときおりバラエティー番組に出演したり、音楽番組で生歌を披露するなどしているが、知名度はまだ両親には遠く及ばない。また、音楽活動は10代から長く継続しているものの、音楽番組でも母・山口百恵のヒット曲をカバーすることが多い。
昨年の『ベストヒット歌謡祭2017』(日本テレビ系)では、山口百恵が“マイクを置いた”時の楽曲「さよならの向う側」を歌唱。『音楽の日』(TBS系)に出演した際も、やはり母の歌を歌った。持ち歌を披露すればいいのだが、しかし彼の持ち歌が流れても視聴者は誰も知らない。
「女性自身」(光文社)の記事によると、三浦祐太朗の楽曲「菩提樹」は山口百恵の恩師にあたる宇崎竜童(72)&阿木燿子(73)夫妻が提供したものだという。宇崎夫妻が山口百恵の現役時代に多くの楽曲を手掛けたことは有名だが、同誌によればその縁から百恵が宇崎夫妻に頼み込んで息子への曲提供をしてもらったそうだ。「かつて自分のスター時代を支えてくれた宇崎夫妻に、歌手として頑張っている息子の歌を書いてもらいたい! そんな思いで、百恵さん自ら、2人に頼みこんだと聞きました」とは芸能記者の弁。
また、三浦祐太朗が所属する個人事務所の内藤光広社長は、山口百恵の元マネージャーだった人物。「引退後も公私ともに交流があったそうで、百恵さんは“この人なら安心して息子を託せる”と、マネジメントをお願いしたといいます」とのことであるから、三浦の歌手・芸能活動を、母として全面的にバックアップしているようだ。
引退から何十年と経ってもここまで影響力があるのは、さすが“昭和の大スター”といったところだが、ある意味「二世タレントを育てる親バカ」そのものとも言える。
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