広瀬すずと恩人・是枝裕和監督の見事に噛み合うタイミング「パワースポットのよう」

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 そもそも、彼女のキャリアは是枝監督との仕事が大きな分岐点となっている。広瀬が本格的に演技の仕事をしたのは、2015年公開の是枝監督作品『海街diary』で浅野すず役を演じたのが初めてだった。

広瀬すず「是枝裕和監督と会うと運気が上がる」

 「Seventeen」(集英社)2018年11月号のインタビューでは『海街diary』について<15歳のときに出会って、作品に出演させてもらって、そこからお仕事がわっと増えた。当時まだあんまり演技の経験もなかった私を、「このコはこういうお芝居だから、こう撮ろう」ってまるで私に力があるかのように撮ってくれて。その現場でお芝居することで、どんどん磨かれていった>と語るなど、『海街diary』での大抜擢に感謝の思いを示し続けているが、その後も広瀬にとって是枝監督の存在は支えになり続けていたようで、「週刊女性」(主婦と生活社)2018年9月11日号のインタビューでは、是枝監督のことを<歩くパワースポット>とまで言っている。

<是枝裕和監督に会うと運気が上がるんです。煮詰まっているときに必ず監督とのお仕事があって、終わると“う~ん”っていうのがなくなって、次のお仕事がいろいろ決まり始める。すごい不思議。歩くパワースポットです>

 実際、広瀬と是枝監督は時折連絡をとったりすることもあるようで、『anone』(日本テレビ系/2018年1月~3月)で田中裕子と共演することが発表された際には、その演技から学ぶように言われたという。さらに、田中裕子が出演したドラマ『思い出づくり。』(TBS系/1981年9月~12月)を見ておいた方がいいとアドバイスされたそうだ。

 これだけ気にかけているのだから、彼女と是枝監督が再びタッグを組む機会はそう遠くない未来にあるだろう。そして、それは、広瀬にとっても夢の1つであるという。『負けずぎらい。』のなかで彼女は、いずれは是枝監督作品で主演するのが目標であると語っている。

<『海街diary』では一番下の妹役だったので、いつかお姉ちゃんの立場で是枝監督の家族ものに出演してみたい。主役として是枝組の現場に立ってみたいと思っています。役柄のことだけではなく、作品のことも背負って考えなければいけない立場で是枝監督の作品に出演するのが、今の私の大きな夢の1つです>

 いつの日か、是枝監督作品で主役を張る彼女の姿を見るのが楽しみだ。

(倉野尾 実)

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