
「Johnny’s net」より
15日、「第35回ベストジーニスト2018」が発表された。一般からの投票で選出される「一般選出部門」は、Hey! Say! JUMPの中島裕翔(25)が2年連続で受賞した。
今年の「第35回ベストジーニスト2018」協議会が選出する「協議会選出部門」では、荻野目洋子(49)、高橋一生(37)、長谷川潤(32)を選出。また、「一般選出部門」の女性部門はタレントの菜々緒(29)が受賞している。
そして、「一般選出部門」の男性トップに選ばれたのは、ジャニーズグループHey! Say! JUMPの中島裕翔だ。2年連続の受賞となった中島は、「諸先輩方が獲られてきた賞でもあるので、憧れのひとつ。本当に光栄なことだと思っているので、僕の歴史の中に残る賞でもあります」と、喜びを語った。
しかし、中島の発言にはなんだかモヤッとする。この「諸先輩方」という表現には、“芸能界の”という意味ではなく、“ジャニーズ事務所の”というニュアンスを汲み取ってしまうのだ。それだけ、近年のベストジー二スト賞はジャニーズによる「私物化」が著しい。
まず、近年の「一般選出部門」の男性受賞者(=ランキングの1位)をさらってみよう。2014~2016年は3年連続でKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(31)が受賞。2011~2013年は嵐の相葉雅紀(35)で、2006年~2010年はKAT-TUNの亀梨和也(32)と、こちらも連続で受賞している。さらにさかのぼってみても、2004年はKinKi Kidsの堂本剛(39)、1999年~2003年は元SMAPの草なぎ剛(44)という顔ぶれだ。ジャニーズタレント以外は、なぜか2005年に演歌歌手の氷川きよし(41)が食い込んでいるのみ。ジャニーズオンパレードのランキングはさすがに異常事態としか言いようがない。
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