南青山に「児童相談所」建設、反対派の言い分は「港区の価値が下がる」!?

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 港区に本社を置く不動産会社の株式会社グリーンシードは、公式サイト上で「整備計画による国有地購入の撤回を求める署名運動ご協力のお願い」と題して、「(仮称)港区子ども家庭総合支援センター」の建設反対を訴えたが、「港区が子育てや家族の支援について積極的に取り組むことは大賛成です」としながらも、「しかし、貴重でオープンなこの土地の利用方法として、児童虐待防止といったクローズな相談機能を伴った公共活動を行うのは如何なものでしょうか」と訴える同社の反対理由にも、やはり恐ろしい言葉が並んでいた。

「青山の街中にそぐわない公共施設によって、街が分断されてしまいます」
「海外から来日して青山を散策する観光客に対して何の貢献やアピールしません」
「2020東京オリンピック・パラリンピックの新国立競技場を控える青山の街に夢がなくなります」
「本当に相談を求められている方々への心理面への配慮が欠如しています」
「青山という素晴らしい街の発展ブレーキになり街の魅力が半減します」
「公共事業である子どもや家庭の支援は、莫大な税金を投入した『総合センター』として実施するのではなく、建物を借りてフレキシブルな体制で実施するべきです」
「世界に誇れる発信情報エリアである青山の真中に港区の公共施設を建てて街を台無しにする行為は決して許されることではありません」

 子育てや家族の支援のため公共施設を建てることを、「そぐわない」「夢がなくなる」「街の魅力が半減」「街を台無し」と断罪し、税金の無駄遣いともみなし、弱者を排除するような街が、本当に世界に誇れるのだろうか。

 しかし、10月16日放送の『グッディ!』(フジテレビ系)によれば、説明会で猛反対して怒声を上げていた住民は10人ほどだったとのことだ。今回の建設計画に理解を示し「賛成」する住民だって間違いなくいるはず。施設開設は3年後を予定しており、港区はそれまでに住民の理解を得られるよう説明を続けていく方針だという。

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