政治・社会

「パパ活」女子中高生の“パパ”になる男たちは罪に自覚的か?

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警察庁による子供の性被害予防広報ポスター

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 読売新聞が10月12日、『軽い動機「パパ活」女子中高生に横行…性被害も』と報じた。同記事はヤフーニュースにも配信されているが、コメント数は5000件を超えており、世間の関心の高さがうかがえる。

<インターネットで知り合った男性と食事や買い物をした見返りに金銭的支援を受ける「援助交際」が女子中、高生らの間で横行している。近年は「パパ活」と呼ばれ、遊ぶ金ほしさや興味本位といった軽い気持ちでネットに投稿し、性被害に遭うケースも相次いでいる。警察は「サイバー補導」を強化している>

 同記事には、福岡県警が「サイバーパトロール」を行い、ネット掲示板に見つけた書き込みにメッセージを送ったところ、待ち合わせ場所に現れた16歳の高校の女子生徒は「派手でもなく、ごく普通の生徒」だったという事例も紹介されている。女子生徒は「興味本位だった」と言うが、ネットで知り合った50代の男から現金を受け取り性的な関係を持っていたことが判明し、福岡県警は男を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕したという。

 近年耳にするようになった「パパ活」は、肉体関係を伴わず食事などのデートをすることによってパパ(=男性)から金銭を貰うことだとも言われているが、俗に言う「援助交際」や「愛人関係」を指すこともあり、定義が明確とは言えない。

 福岡県警が50代の男を逮捕した事例からもわかるように、「パパ活」のつもりだとしても児童と肉体関係を持てば、それは犯罪行為になる。大人側がその認識を持っていれば、児童側がネット掲示板に書き込みをするなどして「パパ活」をしようとしても、取引は成立しないはずだ。

 しかし、今回読売新聞が報じた記事の見出しに『軽い動機「パパ活」女子中高生に横行…性被害も』とあるように、「パパ活」や「援助交際」は女子中高生の問題、つまりは児童側の問題として扱われる傾向にある。

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中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

バナナ&ストロベリー

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