集団強姦で2016年のミスコンを中止した慶應大
「ミスター慶應コンテスト2016」出身の渡辺陽太容疑者の逮捕は、慶應大学にとって、 まさに“恥の上塗り”となっている。
渡辺容疑者が出場した同年の「ミスター慶應コンテスト」は、運営母体となる学生団体「慶應義塾広告学研究会」の未成年飲酒騒動を受けて、開催が中止されていた。この騒動の背景には、当時世間を騒がせた慶應大生の集団強姦事件がある。
この事件は、「慶應義塾広告学研究会」に所属する6人の男子学生が、当時18歳の女子大生に酒を飲ませたうえ、集団で乱暴した問題が浮上したもの。さらに犯行の様子をスマートフォンで撮影していたことも発覚した。同団体は2009年にも、メンバーが東急東横線日吉駅構内を全裸で疾走する模様をビデオに撮影し、10名が公然わいせつ容疑で書類送検されるという事件を起こしている。
また、2015年の「ミスター慶應」SFCコンテストに出場していた男も、昨年8月に女性への強制わいせつ未遂で逮捕されている。
すっかり汚れた名門・慶應大学の看板。おりしも秋、学園祭シーズンはすぐそこだ。広告学研究会はなくなったが、今年も慶應は「ミスター・ミス慶應コンテスト2019」を実施する。
1 2