ジャニーズ事務所が“史上最悪状態”のファンに激怒 このままではコンサート中止も懸念

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相次ぐ“新幹線遅延騒動”で問題が表面化

 今までも水面下で一部のファンによる迷惑行為はあっただろうが、ジャニーズ事務所がこのようなメールを送らなければならないほど問題が深刻化した理由は、先月25日に勃発した、King & Prince(以下、キンプリ)ファンによる、“新幹線遅延騒動”だと思われる。宮城でのコンサートを終えたメンバーが仙台駅で新幹線に乗り込むと、一部のファンはメンバーを一目見ようとホームに押し寄せ、窓から車内を覗き込んだり、メンバーの写真を撮影したりするなど、暴走状態となった。駅員の注意喚起も無視した結果、新幹線は6分ほどの遅延を余儀なくされた。

 この様子が朝のニュース番組で報道されると、一般の人からは「迷惑極まりない」の嵐。また、良心的なキンプリファンからは「メンバーが可愛そう」といった声が続出し、キンプリ以外のジャニーズファンからは、「みんなタレントのためにも気をつけよう!」といった声が上がっていた。

 しかしその矢先に、Hey!Say!JUMPファンによる“新幹線遅延騒動”が発生する。東京駅に到着したHey!Say!JUMPのメンバーを一部ファンが追いかけ回し、こちらも新幹線が2分ほどの遅延をする結果となった。駅のホームはファンで埋め尽くされ、ファンがエスカレータを塞ぐといった事態も発生したようで、一般の利用客にとって迷惑で恐ろしい出来事だったことは確かだろう。

タレントからの決死のメッセージも、迷惑ファンには伝わらない

 メンバーの八乙女光(27)は騒動の翌日、会員サイト「JUMPaper」の記事を更新。ファンのマナーについて、「新潟からの帰りの東京駅、マナーの悪い人が多かったです」「メンバー全員本当に辛いし、寂しいです」「どうすれば伝わるのかな」と、マナーが改善しないことへの苦情を呈した。なお、八乙女は昨年も“嫌われる覚悟”を持って、同じく「JUMPaper」にファンマナーの改善を発信しており、もはやタレント自身が懸命に訴えても、迷惑行為は収まらない状態になっている。

 ジャニーズ事務所は昨年から公式HPで、迷惑行為に対して注意喚起を行っており、最悪の場合は、迷惑行為をした当人のファンクラブ会員資格の剥奪や、コンサートの開催自体を中止することなども示唆している。しかし、コンサートを楽しみにしているファンにとっても、コンサートを大きな収入源にしている事務所にとっても、誰も得をしない解決策だ。

 だが、事務所は交通機関からも現状の早急な改善を求められているようで、このままの状態が続けば、ジャニーズタレントの移動手段として公共の交通機関が使えなくなる可能性もゼロではなく、コンサートの開催できる都市が減少する懸念も現実味を帯びてくる。

 今回、ジャニーズ事務所が発進したメールには、「この問題は迷惑行為を行っている方にルールとマナーを守っていただくことでしか解決できません」という一文もある。全てのファンと事務所の双方が納得する解決方法は、やはりこれしかないのだろう。

(栞こ)

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