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中村倫也を弟・松坂桃李、菅田将暉が「リスペクトしかない先輩」と崇める理由

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トップコートは「中村倫也をブレイクさせる」を営業目標に掲げていた

 そんな中村倫也だけに、ようやく、実力にお茶の間の人気が追いついた現状は事務所スタッフにとってさぞかし嬉しい出来事であろう。というのも、トップコート代表取締役の渡辺万由美氏は、「プラスアクト」(ワニブックス)2018年10月号に寄せたコメントで、「中村倫也をメジャーな舞台で売ること」を長らく会社の課題にしていたと語っているからだ。

<すぐに芽を出した訳ではなかったので、自分もスタッフも「どうやって中村をメジャー街道に乗せようか」というのは、トップコートのマネージメント史上、最も長く掲げていたテーマだったと思います。みんなで「隠れ倫也ファン、出て来い!」と言っていましたね(笑)。だから、学園ものでキラキラ輝いているスターの横にいた自分や、別に自分がいてもいなくても一緒だなという状況の中できっと色々なことを感じていた時期もあっただろうと思います。ただ、私はそれでも彼がトップコートに居続けたことが俳優としての価値になっていると考えています>

 蜷川幸雄にも認められるなど俳優としての実力を評価されながらも、メジャーなフィールドではなかなかブレイクし切ることができなかった中村倫也。そんななか、後輩のことを気にかけたりしながらも頑張り続けたことで遂に結果が出た彼の現在地を見ると、世の中捨てたものじゃないなと思えてくるのである。

(倉野尾 実)

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