政治・社会

大坂なおみは「偉業を成し遂げた人材」だから「日本人」とする? ハーフへの差別意識

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 <快挙を成し遂げた>功績のある「使える人間」ならば、「日本国民」の側にも迎え入れるが、その代わり、快挙を成し遂げられない人物は「日本国民」の枠に入れるわけにはいかない、というニュアンスが言外に見て取れる。

 しかし、これは足立議員だけの問題ではない。大坂選手の「日本人初優勝」に大騒ぎしたメディアの一部報道からも、同じような差別意識を見てとることはできる。

 「役に立つ/立たない」という基準で、ハーフの人々を評価し、それによって扱いをコロコロと変える。そんな態度に<ズルい>という反応が起きるのは自然なことだ。こういった下劣な「選別作業」が公然と行われている状況に多くの人々が疑問をもつべきであろう。

(倉野尾 実)

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