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『けもなれ』視聴率低下は新垣結衣の“ガッキースマイル”封印のせい?

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kemonare1023

『獣になれない私たち』公式Instagramより

 新垣結衣(30)主演で野木亜紀子が脚本という、大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ(以下、逃げ恥)』(TBS系)コンビの再タッグとあり、放送前から話題を集めていたドラマ『獣になれない私たち』(以下、けもなれ)(日本テレビ系)。

 第1話の視聴率は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好調な滑り出しだったが、第2話は8.5%まで降下し、早くも10%をきってしまった。『逃げ恥』のように、徐々に上昇させていければ理想的だっただろうが、一部視聴者が離れてしまった要因はどこにあるのか。

 SNSには好意的な感想だけでなく否定的な声も投稿されているが、「登場人物の会話が寒い」「リアルな部分もあるが、ありえない部分も多い」といった脚本・演出面だけでなく、「笑顔で可愛いガッキーが見たい」という、新垣結衣の役柄への要望が目立っている。

『けもなれ』の晶は“ガッキースマイル”封印

 『けもなれ』で新垣結衣が演じる深海晶は全方向に気を遣う女性であり、誰がどう見ても“ブラック”としか言いようのない会社で、営業アシスタントとして働いている。ワンマン社長からの連絡は四六時中絶えず、「やる気あるのか」と罵倒されることも。また、営業の同僚たちは晶に頼りっきりで、“アシスタント”であるはずの彼女が“営業”の教育やプレゼンもこなし、キャパオーバーの状態だ。そこに、取引先からのセクハラがたたみかけに起こり、第1話から晶は無意識のうちに線路に飛び込もうとする。

 こうした役柄ゆえ晶の笑顔はほぼ“作り笑い”で、“ガッキースマイル”と言われてきた新垣結衣のチャームポイント・キラキラとした笑顔は敢えて見せていない。この疲れきった晶の姿に、「ガッキーがかわいそう」「辛そうなガッキーは見たくない」などという視聴者の声が大量に噴出。あくまでも“晶”ではなく、“ガッキー”を見ているという認識の強い視聴者が少なくなかったようだ。

 しかしそれでは、新垣結衣の仕事の幅が限られてしまうし、需要に応じたモノだけを供給するのが女優の仕事というわけでもないだろう。なかなか難しいテーマだ。

どんな役でも“ガッキーらしさ”を求められる?

 新垣結衣は、ティーン向けファッション誌「ニコラ」(新潮社)のモデルとしてデビューして以降、2006年放送のドラマ『ギャルサー』(日本テレビ系)や「ポッキー」のCM出演を経て大ブレイク。“ガッキー”という愛称で親しまれ、男性ファンだけでなく幅広い年代の男女から好感を得ている。

 とりたてて出演作品数が多いわけではないが、新垣が出演するドラマは放送前から話題になることが多く、『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)シリーズや、『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系)、そして2016年には社会現象とまでなった『逃げ恥』で女優としての地位を固めた。

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