エンタメ

有働由美子アナ『news zero』の視聴率急落で早くも軌道修正か

【この記事のキーワード】
(入稿完了しています)有働由美子アナ『news zero』の視聴率急落で早くも軌道修正かの画像1

有働由美子『ウドウロク』(新潮社)

 有働由美子アナウンサーをメインキャスターに据えてリニューアルした『news zero』(日本テレビ系)の失速が各メディアで話題となっている。

 『news zero』は、2018年3月にNHKを退社した有働由美子アナによる初めての民放報道番組ということで話題を集めていたが、視聴率が良かったのは始めだけ。

 有働アナ初登場の1日放送回の視聴率は10%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区/以下同)で、翌2日の放送回も10.4%と好調だったが、3日放送回で早くも7.9%と2ケタ台の視聴率を割ってしまう状況に陥った。その後も2ケタ台に戻るどころか、右肩下がりを続け、11日放送回では5.9%、12日放送回では4.6%にまで落ち込んでしまっている。

 そんな状況に、当の有働アナは苦悩の日々を送っていると推測されている。

有働由美子アナの持ち味は「夜のニュース」と合わない?

 「女性自身」(光文社)2018年11月6日号の記事では、最近の打ち合わせで有働アナが<私、世間とズレているのかな……>と漏らしていると番組関係者が語っていたり、また、同じ事務所(ナチュラルエイト)に所属しているマツコ・デラックスに相談して<新人じゃないんだから肩の力を抜いて。ちゃんとできてるから!>と励まされていたとも証言されていた。

 これだけ急激に視聴率が下がってしまったのは、有働アナの持ち味を出そうとしてバラエティ要素を押し出したがために、報道番組でもなければ、ワイドショーでもないという、非常に中途半端な番組構成となってしまっている点があるだろう。

 実際、リニューアル後の『news zero』のテーマは「ニュースを会話」であり、番組中でも視聴者にツイッターで意見を募集して、市井の人々の意見を紹介する場面が多い。

 これは有働アナが『あさイチ』(NHK)時代にやっていたことに近いが、『あさイチ』では機能していたこのシステムも、『news zero』とは明らかに食い合わせが悪い。

 朝の8時15分に放送していた『あさイチ』と、夜の23時から放送される『news zero』とでは視聴者層も、求められるニュースの内容や質も異なる。

 視聴者の意見を紹介することで番組のテンポは遅くなり、結果として扱うことのできるニュースの本数も減ってしまうが、『news zero』の視聴者は、寝る前に今日の出来事を取りこぼすことなく、なるべく簡潔に知りたいと思っている人が大半のはずで、「ニュースを会話」な気分の人は多くはないだろう。ましてや、バラエティ的なノリなどまったく求めてはいない。

1 2 3

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。