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有働由美子アナ『news zero』の視聴率急落で早くも軌道修正か

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有働由美子アナは政治などの硬派なニュースが苦手?

 リニューアル版『news zero』は、取り扱うニュースの選定に関しても疑問の声がある。1日放送回では、約30分にわたり本庶佑氏のノーベル賞受賞の話題を取り上げたのだが、一方で、前日に行われていた沖縄県知事選の話は皆無であったことを問題視された。

 裏番組である『NEWS23』(TBS)は、玉城デニー氏の当選が意味する辺野古新基地建設に関する沖縄県民の民意について、現地取材のVTRも交えつつ伝えていたわけだが、ノーベル賞の受賞も大事なこととはいえ、それで沖縄のことを扱いもしないというのは、そもそも報道番組としていかがなものかと思わざるを得ない。

 実は、2018年10月17日付「NEWSポストセブン」では、日本テレビ局員の弁として<本人は政治や硬派ネタに苦手意識があるようで、打ち合わせでも気負いが見られます>と伝えられていた。

硬派なニュースでもコメントを出すようになった有働由美子アナ

 とはいえ、ここ最近の放送を見ると、テンポの面は少しずつ改善しつつあるようだ。VTRなどを用いてストレートニュースを伝えたうえで、解説者やコメンテーターに意見を振り、有働アナからも一言付け加えるという、一般的なニュース番組の構成に軌道修正しようという動きが多少は見られるのだ。

 また、リニューアル当初は政治や社会に関するニュースで自ら発言する機会のあまりなかった有働アナだが、ここのところは変わってきた。

 たとえば、10月22日放送回で中央省庁による障害者雇用水増し問題を扱った際には、2019年中に4000人を雇用して2.5%の法定雇用率の達成を目指すと政府が方針を出したことを受けて、<4000人っていう数を雇用するのはいいでんですけど、どういう仕事で、どういう働き方の環境でっていうのまできちんと提示しないと、働く側としては不安なままってことになりますもんね>と、ただ単に数字の帳尻を合わせただけでは意味がなく、労働者の働く環境にも目を向けなければならないと指摘した。

 また、10月23日放送回で、医学部不正入試を調査していた文部科学省が中間報告において性別や浪人年数で合否に差をつけている大学が複数見受けられたと発表したニュースを扱った際には、<受験生はこれから自分たちの未来がかかっているんだっていうところで勉強頑張っているわけじゃないですか、情報開示は最低でも早くしてほしいと思います>と、具体的な大学名の公表をしなかった文科省の対応を批判していた。

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