北川景子ドラマ『フェイクニュース』が描くネットメディアの実情。ネットニュースは「悪」なのか?

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ネットメディアは「悪」なのか?

 『フェイクニュース』では、ネットメディアのネガティブな側面をクローズアップしていたが、こういった負の側面は割と巷間言い尽くされていることであり、野木亜紀子が脚本を書いている以上、そんな紋切型の切り口で終わることはないだろう。

 実際、丁寧で社会的に意義のある記事づくりを主張する東雲に対し、編集長は<ウチはネットメディアだ。報道じゃない>と切り捨てるが、東雲は<いつの話よ。いまは大真面目に報道をやっているネットメディアだってあるし、新聞は読まないけどネットのニュースは見るって人も多い。報道じゃないからいい加減でいいなんて詭弁だっつうの>と、ネットメディアの役割を評価している。野木亜紀子の考えもこちらに近いのではないだろうか。

 後編では、「インスタントのうどんに青虫が入っていた」というツイート紹介企画のネットニュース記事から始まった問題が、政治家の不正を暴くところにまでつながっていくようだ。

 前編で提示された社会問題について『フェイクニュース』はどんな着地を見せるのだろうか。

(倉野尾 実)

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