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オリエンタルラジオ・中田敦彦(36)が日経DUALの連載で“「良い夫」を辞めた”宣言をしたことが大きな話題となっている。記事には妻・福田萌(33)との間に子供が生まれてからは、福田に「ワークライフバランス」を求められるようになり、仕事を調整したうえで家庭にコミットし続けて来たとある。ところがこれについて妻は認めてくれるどころか「もう耐えられない」「あなたは何も変えてくれなかった」と訴えて来たというのである。
福田に請われてしぶしぶカウンセリングを受けたところ、中田はカウンセラーに「全部合わせてきたことが、良くなかったですね」と言われ、「いい夫」であるために課していたことを一切やめた、と宣言したのである。
福田はツイッターでこの記事のリンクを貼りながら「要求がエスカレートして、夫への態度が悪かったのは本当に申し訳ないとしか…笑。子供にはすっごい感謝したり褒めてたのに、夫への感謝、賞賛はなおざりにしてました。私が完全に夫に甘えてました」とコメントしている。
夫婦はそれぞれ見えるものが違うからこそ、“これをしてほしい”というニーズと“こんなにやった”という行為の間にズレが生じがちだ。おそらく福田の方にも言い分はあるだろう(というか今までこの夫婦が家事育児を積極的にアウトソーシングしていなかったということにこそ一番の驚きがあったが)。
夫も妻もそれぞれ自分のコミット具合と、犠牲にしている(という表現は悪いが)もの、そして相手への要求がずれることは往往にしてある。今回、中田・福田夫妻のように、夫婦の認識のズレが大きな事態へと発展してしまったトピを紹介したい。