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10月23日、「ミスター東大コンテスト2014年」に出場していた東京大学経済学部 年・稲井大耀被告(24)が、強制性交容疑で逮捕・起訴された。稲井被告は、新宿区西新宿の自宅タワーマンションの一室に面識のない30代の女性を連れ込み、乱暴をはたらいたとみられている。
稲井被告は「ミスター東大」ファイナリストという肩書きを生かして、ユーチューバーとしても活動していた。自らを「日本一チャラい東大生」と称し、ナンパ動画を投稿。また、AbemaTVの『指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙』『チャンスの時間』などにも出演し、タレントめいた活動もしていた。そうした派手な日常を、SNSへ投稿するのが日課だったようだ。
そのため東大学内では名の知れた存在だったようだが、事件発覚後にメディアの取材に応じた東大生からは、「チャラい、ウェイ系として有名だった」「あまり学内では見かけることはなかった」と、稲井被告の普段のようすを述べている。
『とくダネ!』(フジテレビ系)は24日、稲井被告の祖父母へ取材を行っている。取材に応じた祖父母は、「相手に申し訳ない」と謝罪。「祖父が入院したときは、(渡辺容疑者は)毎日お見舞いに訪れていた」というエピソードを語り、「優しい子で、そんな悪いことをする子じゃなかった」と、狼狽するようすを見せていた。「東大まで行ってねえ、どこで道を間違ったのかなあ」―――こう呟いた祖父母の胸中を、稲井被告は知っているのだろうか。
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