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BTS(防弾少年団)が独走、Wanna Oneが追随!? 韓国芸能界に「AI活用」の荒波が到来中

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ユニバーサルミュージックから2018年7月に発売された『2017 BTS LIVE TRILOGY EPISODE III THE WINGS TOUR IN JAPAN ~SPECIAL EDITION〜at KYOCERA DOME』初回限定盤DVDジャケット

 昨今、K-POPや韓流カルチャーにテクノロジーが取り入れられることが増え始めている。そのバリエーションは実にさまざまなのだが、そのうちのひとつに「ビッグデータ分析」がある。

 ご存じの方もすでに多かろうが、ビッグデータとは「人間の頭では処理できないほどの膨大なデータ」と、ざっくり解釈してもらえればわかりやすいかもしれない。現在、人工知能や各種プログラムを使ってビッグデータを解析し、社会現象などをひも解こうとする動きが世界各国で流行しているが、韓国ではアイドルや芸能人、モデルらの「ブランド力」を分析する上で、それらテクノロジーが重宝され始めているのだ。

 たとえば、韓国企業評判研究所は、数カ月おきに韓流スターのブランド力をビッグデータから分析しレポートを発表している。それらの結果を見ると、男性アイドルグループとしてはここ数カ月、防弾少年団が独走。Wanna Oneが追随する形となっている。女性グループとしては、BLACKPINK、Red Velvet、TWICEなどのブランド力が高いと評価されている。

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Wanna Oneのリアリティ番組『Wanna One Go』のDVD版ジャケット(販売:ポニーキャニオン) Go:ZERO BASE

 また「Asia Artist Awards」(略称:AAA)と呼ばれる、アジアドラマおよびK-POP統合授賞式の審査にも、ビッグデータ解析の手法が用いられているという。こちらは、全世界の韓流ファンを対象にしたビッグデータを収集。その解析結果をもって、受賞候補および受賞対象者を選ぶという触れ込みである。

 ビッグデータを芸能の世界に応用すると何が起こるか。まず、まっさきに考えられるのは、「公平性の向上」だろう。日本や世界各国でも同じ傾向があると思われるが、芸能の世界は非常に“恣意的”な世界である。つまり、芸能界において覇権を持っている大手芸能事務所が推すタレントが、いかなる理由でか「人気がある」という既成事実がまずつくられてしまうことが、往々にしてあるのだ。もちろん、大手事務所のなかにも才能を持ったタレントがいるのも事実。ただ、そうではない“ゴリ押し”を排除するのに、ビッグデータ解析は非常に有用なツールになると思われる。言い換えれば、タレントパワーを「可視化」してくれる力があるのだ。

 これは、スポンサーとなる企業にとっても、非常に重要な指標になるだろう。広告のオファーなどを出す際にも、役員のお気に入りだとか、あるいは事務所側や代理店側との個人的な縁故などといった、恣意性を排除する根拠となり得るわけである。もともと、ビッグデータや人工知能を使った解析は、人々の恣意性を排除するものとして、ビジネスや政治、司法の世界でも応用が期待されている。その効果が、芸能の世界でも生きるというわけだ。

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ロボティア編集部

人工知能(AI)、ロボット、ドローン、IoT、ブロックチェーンなど、テクノロジー関連のニュースを配信する専門メディアを運営。国内外の最新技術動向やビジネス情報、カルチャー・生活情報なども各メディアに寄稿中。

サイト:ROBOTEER

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