ハロウィン渋谷は厳戒態勢 泥酔による暴動は防げるか

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10月31日午後、渋谷道玄坂の様子

10月31日午後、渋谷道玄坂の様子

 ハロウィン直近の週末となった10月27日夜から28日朝にかけて、東京・渋谷駅周辺では前夜祭というべき狂乱の宴が繰り広げられ、大々的に報じられた。酒に酔いつぶれて道端で嘔吐したり寝てしまった者は複数、痴漢被害報告も複数、器物損壊や盗難(万引き)、暴行などもあったという。

 センター街(バスケットボールストリート)では、なぜか人混みの真ん中に駐車した軽トラックの荷台に10数人の男性たちが乗り、飛び跳ね、最終的には横転させた。運転手も最初は「乗れ乗れ~」と煽り、荷台はお立ち台さながらだったが、横転により窓ガラスが割れるなど破壊されたことで、被害届けを警察に出している。

 コスプレは絶対条件ではない。大勢がそれぞれに酒を飲んで騒ぐ。とにかく常識やモラルの通用しないほど酩酊した日とたちが暴れて、渋谷のハロウィンを混乱させている印象だ。しかしそこで店舗を営み生活する人たちもいるし、汚されれば翌日には誰かが吐しゃ物やゴミを回収し清掃しなければならない。好き放題にやっていい日というわけではないとの共通理解は誰もが持つべきだろう。

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