徴用工判決のみならずエンタメ界でも嫌韓ムード BTS(防弾少年団)、IZ*ONE、iKON…続く炎上

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 そのなかでも特に大きかったのがBTS(防弾少年団)の件だろう。今年9月、BTSが日本でリリースするトリプルA面シングル「Bird/FAKE LOVE/Airplane pt.2」(11月7日発売予定)をめぐって炎上が起きた。

 3曲のうち、「Bird」は日本オリジナル楽曲で、作詞を秋元康氏が手がけることになったが、このコラボレーションを受けて、楽曲が解禁になる前から異論が続出した。反対が起きた理由は、秋元氏が過去に手がけた曲のなかに女性蔑視な楽曲が多く含まれており、そういった作家との仕事は、BTSがこれまで活動を通して掲げてきた主張とは相容れないというのがひとつ。またもうひとつは、秋元氏が韓国に対して敵対的な姿勢を貫く安倍首相と近しい関係にあるとの指摘だ。

 その後、BTSのファンによる署名運動なども起き、結果的にこのコラボレーションは中止となった。シングルは「FAKE LOVE」と「Airplane pt.2」の両A面シングルとして発売される予定である。

 ちなみに、BTSに関してはメンバーのジミンが、原爆のきのこ雲と両手を上げてバンザイする人々が写った「原爆Tシャツ」を着ていたことを指摘されて様々な議論も起きている。

 また、秋元氏といえば、宮脇咲良、矢吹奈子(ともにHKT48)と本田仁美(AKB48)が参加している日韓合同のアイドルグループ・IZ*ONEでも問題が起きている。10月29日にリリースされたIZ*ONEの1stミニアルバム『COLOR*IZ』に収録されている楽曲「好きになっちゃうだろう?」(IZONE ver.)が韓国の公共放送局KBSで放送不可判定を受けたのだ。「好きになっちゃうだろう?」(IZONE ver.)は『COLOR*IZ』収録曲のうち唯一日本語で歌われている曲だが(作詞は秋元氏)、KBS関係者は当該楽曲の歌詞全体が日本語で構成されていることが放送審議関連規定に触れると説明しているのだという(2018年10月31日付ニュースサイト「Kstyle」より)。

 こんなこともあった。iKONのJU-NEはインスタグラムで北野武に関する投稿をしたが(2018年9月24日)、北野武は過去に発した嫌韓発言により韓国内で論争が起きている人物であり、当該インスタグラムの投稿に対して「削除してほしい」という旨のコメントが相次いだ。JU-NEは当初そういったファンからの申し出を拒絶していたが、結局は削除のうえで謝罪文を掲載することになった。

「国交断絶」を煽ることに何の意味があるのか?

 こうして日韓両国の分断が深くなってしまうのを見るのは悲しいことだが、では、どうしてこのような事態になってしまったのか、考えてみる必要があるだろう。

 KAZUYAは今回の件に、こうコメントとしている。

<嫌韓とか反韓っていうのは韓国が原因つくっているわけですよ、こうやって>

 しかし、現在起きている分断は本当に韓国側だけの責任なのか?

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