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ゲームや機械に強い母親と料理上手な父親 夫婦の「規範意識」を取り払う

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Thinkstock/Photo by kazoka30

 妻は料理と育児をしてこそ妻、専業主婦であればなおさら、という価値観は、いつまでも根強く、もはや自分でも意識していないが無意識レベルに根付いているといっても過言ではない。だからこそ現在でも「料理をする夫」はもてはやされる。

 とはいえ家庭のことを夫とちゃんと分担できれば大抵の妻は負担軽減で助かるはず。だが、今回のトピ主は、無意識レベルに根付いた妻の規範に縛られているのか、こんな相談をしている。

夫の趣味を止めさせたい

 トピ主(40歳女性・専業主婦)の相談は「夫の趣味の料理を止めさせたい」というものだ。元々、夫は料理が趣味ではなかったが、子供が出来て家事を手伝っていくうちに料理を覚え、今となっては料理が趣味となっているのだという。専業主婦のトピ主としては、子供から「パパの料理の方が美味しい」と言われると、悲しくて料理をする気をなくしてしまうそうだ。

 夫は、休日は朝からパンケーキを焼いて、夜は某サイトを見ながらローストビーフや鯛のムニエルなど色々と作るので、子供達は休みの日を楽しみにしている。魚釣りに行けば、帰って魚をさばいて刺身や寿司まで夫が作るので、トピ主は仕方なく釣り具の後片付けに徹する。

 子供は学校の作文に「お父さんは料理が得意です。お母さんはトランプが得意です」と書いて授業参観日に発表して、トピ主は恥を書いてしまったと感じている。

「専業主婦の威厳を取り戻したいです。
平日は自分がそれなりに真面目に料理をしていますが、夫はメキメキ腕を上げて、子供の誕生日はケーキまで焼いていました。
もうこの辺りで夫に台所から出て行って欲しいです。
最近では料理教室に通いたいと言い出しました。
どうすれば夫が料理するのを止めてくれますか?」

という相談だ。

 え~いいじゃん料理が得意なダンナさん。美味しいご飯が食べられるだけで嬉しいけど……。同じ気持ちの小町住人は多く、“やめさせるな”の意見がどしどし書き込まれた。

「すってきなご主人ですねえ。羨ましいなあ。
専業主婦の威厳?うーん。。あなたも競って料理の腕を磨くか、それが無理そうなら家の中の掃除やインテリア担当大臣になればいいじゃないですか。
そんなね、料理に目覚めたパパをママのプライドでやめさせるなんて、お子さんの教育にすごく悪いと思いますよ。
あなたが子供だったらどう思いますか。
私が子供ならすごく悲しいね。そんなお母さん、痛々しいしカッコ悪い」

「どうぞ、そのまま旦那さんにお料理してもらってください。
奥様は他にもお掃除、お洗濯その他諸々のお仕事に頑張ってください。
特別、お金がかかる訳じゃなく家族を喜ばせる為にお料理を作ってくれる。
ステキな事じゃないですか!
もっと喜んでみたらどうですか?」

「まだ40歳という事で実感がないかもしれないですが、40後半になったら体力もがくっと落ちて更年期も重なりいろいろな事をこなすのが極端にしんどくなってきますよ。
老後のことも考えたら夫が今料理にはまってくれたのはトピ主にとっても大ラッキーですよ。
やめさせたいなんて、なんてもったいないことを言ってるのですか。(略)トピ主がすべきことは、この趣味が一過性のものではなくてずっと続けられるよう夫をうまくおだててその気にさせつづけることです」

 最後のコメントの“夫を操縦して続けてもらえるように”という意見は、また“操縦”かぁ~とうんざりするものの、夫が美味しい料理を作ってくれるのは単純に嬉しいものだ。

「男の料理ってたまにやるから美味しいんですよ。
たまに作るから味が濃くて子供にウケるんです。
お父さんの料理は「特別なご馳走」って位置付けでいいんじゃないでしょうか。
それに毎日あんな味も濃いものばかり食べてたら生活習慣病になります。
普段の何でもない食事の方が大事なんです。
ちゃんと家族の健康を考えて作る食事が生きていく上での基本になるのですから誇りを持ってください」

と、お父さんの料理は“趣味で休日に作るからこそ手が込んでいて特別感がある”という意見もある。確かにこれもうなずける。両親ふたりがそれぞれ別ジャンルの料理を作るのは家族にとって楽しみが増えるのでは。

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