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保育園計画への反対運動多発も、目黒区では2019年に一斉増加予定

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Thinkstock/Photo by DGLimages

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 待機児童問題の解決が急務との認識は多くの人が共有しているだろうが、一方で、このところ保育園などの新規建設に地域住民が反対するケースが複数報道されている。

 最近では、東京都港区が、待機児童問題解消の緊急対策として、同区白金台の住宅街にある「白金台三丁目遊び場」の一部に認可保育園(定員102人)のプレハブ建設を計画。2019年4月開設・今年10月着工予定だったが、一部の地域住民らが猛反対。先月5日に開かれた住民説明会では反対住民の怒号や野次が飛び交った。

 しかし一方で、そもそも「白金台三丁目遊び場」はかねてより環状4号線の延伸が計画されており、2023年には更地になる。反対派から出た「建設費用2億7000万円も使って、4~5年の使用で取り壊すのは税金の無駄」でという指摘も、道理にかなったものであり、港区側の説明不足や見通しの甘さも指摘されている。

 港区では、南青山に児童相談所などが入った複合施設「(仮称)港区子ども家庭総合支援センター」の建設計画に対しても、「南青山にふさわしくない」などと一部の住民が猛反対の姿勢を見せていた。

 同様のケースは、ここ数年全国各地で起こっている。2016年には、千葉県市川市で4月開園予定だった私立認可保育園が、地域住民からの「子どもの声が騒音になる」などといった反対によって、建設・開園を断念。

 また2016年には東京都杉並区で、2014年には東京都中野区で、待機児童対策として公園の一部を保育園に転用する計画に対して、住民の反対運動が起こった。

 とはいえ、新設・転用をOKして順調に新規開園したケースは話題になりにくいゆえ、問題のあるケースばかりが目につくというのも事実だろう。

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中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

バナナ&ストロベリー

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