保育園計画への反対運動多発も、目黒区では2019年に一斉増加予定

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目黒区では2019年に多くの保育施設が一斉開設予定

 そんな目黒区の待機児童数を見てみると、平成26年4月1日時点では247人(0歳児クラス~5歳児クラスまでの合計)、平成27年4月1日時点では294人、平成28年4月1日時点では299人、国の保育所等入所待機児童数の定義が変更されて平成29年4月1日時点では617人に膨れ上がったが、今年4月1日時点では330人に半減。無論、330人もいるのだから保育施設はまだ不足しているのだろう。また、ここに「落選狙いの人」も含まれている可能性もある。

 目黒区の就学前児童数(5歳までの合計)は今年4月時点で13,531人。平成26年4月時点では12,307人だったので、この数年で1,224人増となっている。保育施設の定員はというと、平成26年4月1日時点では3,149人だったのが、今年4月1日時点では5,659人。この5年間で1,718人増であり、内訳を見ると認可保育所が1,580人増、小規模保育施設が207人増だ。一方で認証保育所は103人減。

 特に認可保育所定員数は、前年の平成29年4月1日時点での4,011人から、今年4月1日時点では4,729人と718人増。国の定めた面積や保育士数などの基準を満たし、世帯収入によって保育料が決まる認可保育所を希望する家庭は多いはずであり、目黒区は子育て世帯のニーズを汲み取ろうとしているようだ。

 しかし目黒区では来年4月には認証保育所からの移行も含め17の認可保育所、小規模保育施設1つが開設予定である。来年6月には認可保育所が1つ、来年10月にも認可保育所が1つ開設を予定され、定員数は合計444人増が見込める。

 一方で十分な広さの園庭を確保していない認可園も多いようで、公園の利用が保育園同士で重複するなどの課題もあり、「園児が徒歩では通うことができない広い公園等へ、日常的に幼児専用車で園の保育士とともに送迎する事業」を今年11月より施行実施、来年4月から本格実施する予定だ。

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