
「キンプリ」ことKing&Princeの平野紫耀(21)
今年5月にデビュー曲が40万枚を記録し、華々しく世に登場して以降、またたく間に大ブレイクを果たしたKing&Prince(以下、キンプリ)。とくに、メンバーの平野紫耀(21)はバラエティ番組での天然キャラで人気急上昇中だが、ある発言がファンの批判を浴び、炎上騒動を巻き起こしている。
問題となったのは、11月4日付の神戸新聞「週刊まなびー」でのインタビュー記事だ。インタビュアーは、平野紫耀が10月にドキュメンタリー番組で「自衛隊に行くつもりだった」と告白して話題になったことを受け、『(ジャニーズ事務所を)やめて自衛隊に入ろうと思ったそうですね』と質問した。これに平野は、『20歳でちゃんとした仕事につくというのが、ぼくの中でテーマとしてあったので。ジャニーズJr.ってアルバイトのような感覚なんです』と答えていた。
この発言に、一部のジャニーズファンは激怒した。SNS上には、「ジュニアがちゃんとした仕事じゃなくてバイトって、遊びでやってたの?」「真面目にやってる子たちに謝ってほしい」「事務所のお気に入りだからって最近調子に乗ってる」など怒りの声が多く書き込まれ、平野に批判が集中する事態となってしまったのだ。
その一方で、平野の発言に理解を示すファンもおり、「ジュニアは不安定だからね、しょうがないよ」「デビューできないジュニアも多いけど、事務所は責任なんて取らないでしょ」と、擁護する意見も見られた。
KING時代から語っていたジュニアという立場への不安
2017年発売の「日経エンタテインメント!」(日経BP社)においても、平野はジュニアの活動をアルバイトにたとえていた。このとき、まだジャニーズJr.としてグループ「Mr.King」に所属していた平野は、デビューへの思いを「とにかくアルバイト的生活から抜け出したいです!」と述べていた。さらに、メンバーの永瀬廉(19)も、それに答えるかたちで、「正社員になりたいよね、今僕たちはバイトリーダーくらいかな?(笑)」と返答。これを見る限り、ジャニーズJr.は雇用環境が不安定であることを指して「アルバイト」と発言しているのではないか。
デビュー前夜の平野と永瀬に、将来への焦りや不安があったことは想像に難くない。自らの立場を「アルバイト」と表現しただけであり、「遊びのバイト感覚でテキトーに活動していた」という意図は決して含まれていないはずだ。多くのジャニーズファンは、そこを読み違えて憤っているように見える。
とりわけ平野は、経済的に豊かでない母子家庭で育ったことを公表しており、バラエティ番組では幼少期の思い出として「クリスマスプレゼントはうまい棒50本だった」などの貧乏エピソードを披露している。ブレイクを果たした今では笑いのタネにもなるが、昨年まではかなり切実な思いを抱いていたはずだ。
非公開: キンプリ平野紫耀「ジャニーズを辞めて自衛隊に入るつもりだった」と衝撃告白
現在、“天然キャラ”や“王道のアイドル”として脚光を浴びているKing & Prince(以下、キンプリ)の平野紫耀(21)。その人気…
1 2