
岩橋玄樹、21歳。ニックネームは「いわち」。
【今回のジョニタレさん】
岩橋玄樹(21)
いわはし・げんき 1996年12月17日、東京都生まれ。O型。King & Princeのメンバー。中性的で愛らしい王子様のようなルックスでありながら、ガチの「野球少年」。人見知りで内向的だが、いつもニコニコと気遣い上手で周囲からも慕われる性格。不安や緊張でお腹が痛くなりやすい体質でもあり、腹痛薬をお守り代わりにしていた。メンバーカラーはピンク。チャームポイントはえくぼ。ニックネームは「いわち」。
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――ジョニーの小部屋、今回はKing & Princeの岩橋玄樹くんです。10月放送のドキュメンタリー番組で、自身がパニック障害であることを公表した岩橋くんですが、その後、ほどなくして「治療に専念するため」芸能活動休止を発表。デビューから5カ月、King & Princeの人気も上昇し、紅白出場も期待されていただけに惜しむ声も上がっていますが……ってジョニーさん! 早くも号泣じゃないですか‼︎
ジョニー うっ、うっ。いまはその名前聞いただけで泣けちゃうんだヨ〜。
――もう〜。ソフトクリームなんて食べながら来るから、涙とクリームでべちょべちょじゃないですか。いい年して子どもみたいなんだから。さ、服はキレイにしましたから、あとはこのハンカチで顔拭いてください。
ジョニー うう。YOU、優しい子なんだネ。男の子だったらジャニーズ事務所にスカウトしてあげるのに……。
――ええと、お気持ちだけありがたくいただいておきます。さぁ、話を本題に戻しましょうか。岩橋くんが「パニック障害」を告白した際、マスコミは大々的に報じましたが、実際、ファンの間ではそこまでの驚きはなかったようですね。
ジョニー ずいぶん前から「いじめられて学校へ行けない時期があった」なんて告白もしてたし、“いわち”に人一倍ナイーブな部分があるのはみんな気付いてたと思うヨ。
――確かに、2012年放送のジャニーズJr.の番組の中でも、「クラス全員から無視されたり悪口を言われた」「冗談のつもりで『バカか』と言われても、こっちは本気にして傷ついちゃう」などと語っていました。学校へ行けず不登校になってしまったとき、お父さんから勧められたのがジャニーズ事務所に履歴書を送ったきっかけだったとか。
ジョニー 学校へ行くことを無理強いせず、新しい道を示してくれるなんて、いいお父さんだヨネ。
――結果、Sexy Zone佐藤勝利くんらと同期でオーディションに合格した岩橋くん。自分に自信を持てるようになり、学校にも通えるようになりましたが、Jr.入りした途端に隠し撮りを始めるクラスの女子の姿にゲンナリして、またもや傷ついてみたり……。本当、かわいそうなくらい繊細ですね。
ジョニー でも、そうやって人の気持ちを敏感に受け止められるからこそ、あんなふうに優しい性格に育ったんだと思うヨ。
――ファンへの優しさもピカイチですもんね。コンサートでは、声援に応えて200回以上投げキスを返したり、公式サイトのブログでも絵文字いっぱいのキュートなメッセージを綴ってくれたり……。雑誌「Myojo」の「恋人にしたいジャニーズJr.」ランキングで5年連続1位を獲得したのも、見た目だけじゃない内面的な魅力があるからこそですよね。
ジョニー 絵文字……かぁ。そういえばボクにも、絵文字いっぱいのラブメールを、毎日のように送ってくれてたな……。うっ、うぅ〜。
キンプリ岩橋玄樹が「パニック障害」を告白 グループに対するメンバーそれぞれの思いとは
今年5月のデビュー以来、たちまち“嵐の後継者”と称されるようになったKing & Prince(以下、キンプリ)。「アーティストに密着…
――わ〜! な、泣かないでくださいよ! 話変えましょうか。ええと、中3の10月に入所した岩橋くんですが、合格の決め手は「野球」だったって本当ですか?
ジョニー そうそう。履歴書に「特技は野球」って書いてあってサ。それだけでキュンときちゃったの。
――それだけで…。まぁ、ジョニーさんは、無類の野球少年好きですもんね。嵐の二宮(和也)くんしかり、KAT-TUNの亀梨(和也)くんしかり……。
ジョニー まぁ、野球やってたって言っても実際は大したことない子もいるんだけど、いわちは一味違ったネ。レッスン後に「YOU、野球できるよネ。投げてみなよヨ」ってグラブとボール渡して投げさせたら、鳥肌立つくらいうまかったの。王子様みたいな甘いマスクなのに、投げる瞬間の鋭い眼差しがまたいいんだヨネ。もう、キュンキュンがとまらなくなっちゃって。「YOU、いけるヨ! 投げちゃいなヨ!」ってジャニーズ野球大会に出しちゃったの。
――確かに典型的な「ギャップ萌え」のパターンですよね。なんでも岩橋くんのお父さんは巨人と西武のチームドクターを務めていた方で、岩橋くん自身も幼い頃から東京ドームに通って野球に親しんでいたとか。
ジョニー 野球を始めたのも4歳だっていうから、筋金入りだよネ。
――あ! そういえば、プロ野球にスカウトされたこともあるらしいですよ。
ジョニー 何それ!? 知らない!
――2015年、Jr.の番組『ガムシャラ!』(テレビ朝日系)で共演した元近鉄バファローズの佐野慈紀投手に気に入られたみたいで。プライベートで室内練習場を借りて練習したこともあるらしいですよ。
ジョニー ぷ、プライベートで!?
――その際、「その気があればプロに」と声をかけられたとか。
ジョニー はぁ!? 何言っちゃってんの。そんな汚いやり方で、ボクのいわちを奪おうとするなんて……。ゆ、許せない!
――いやいや、ジョニーさんとは絶対、目線が違うと思いますよ。結局、その後もアイドル道を邁進した岩橋くんですが、事務所の野球大会だけでなく、巨人の球団公認誌「月刊ジャイアンツ」(報知新聞社)で連載を持ったり、プロ野球イースタン・リーグ(2軍戦)「巨人VS楽天」の始球式にサプライズ登場するなど、活躍の幅を広げました。
ジョニー まぁ、いわちの実力があれば当然でしょ。
――ただ、本人的にはいろいろ葛藤もあったみたいですね。先輩であるTOKIOの番組で「亀梨さんとのキャラカブリどうしたらいいですか?」と相談してみたり、日刊スポーツの”Saturdayジャニーズ”のコーナーでも「亀梨くんの経歴はすごいですが、亀梨くんがおじさんになってできなくなったら、ホームランプロジェクトとか、キャンプ密着取材をしたいです」とのコメントが掲載され「何様のつもり!?」「先輩に対して失礼」と亀梨ファンから大ブーイングを受けました。
ジョニー 本人に悪気はなかったんだろうけどネ……。
――言葉のチョイスを失敗してしまい、酷評されて、それを目にして傷ついて……ってパターンですよね。悪循環っぷりが目に見えるようです。
ジョニー デビュー前には「アンチも歓迎するたくましい気持ちを持ちたい」「良くも悪くも注目される巨人軍のような存在になりたい」ってコメントしてて、強くなったなぁと感心してたんだけどネ。やっぱり……辛かった……のかな。うっ、うっ……。
――あぁ、また始まっちゃった……。話! 話変えましょう! ええっとー。高校を無事卒業した岩橋くんは亜細亜大学経済学部へ進学しました。ここにも良いエピソードがあるそうですね。
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