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ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』は戸田恵梨香が魅力的すぎる! 圧巻の演技力で恋愛の喜びを表現

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戸田恵梨香Instagramより

戸田恵梨香Instagramより

 戸田恵梨香が主演する金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)が好調だ。視聴率は、初回の10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)から高い水準で推移している。特に惹きつけられるのが、若年性アルツハイマーに侵されたヒロインを演じる戸田恵梨香の魅力的な演技だ。

 大石静氏が脚本を手掛ける『大恋愛~僕を忘れる君と』は、そのタイトル通り純愛モノだ。34歳の医師・北澤尚(戸田)と元小説家で現在は引越し作業員として生計を立てる41歳の間宮真司(ムロツヨシ)は、運命的に出会った。尚は年上の医師・井原侑市(松岡昌宏)とお見合い経由で婚約中であったが、気の合う真司に惹かれていく。

 尚がグイグイ押したことで、ふたりは急速に恋愛関係に発展。ところが尚には若年性アルツハイマーの兆候が表れていた。この設定からは、“美女と野獣の格差恋愛”、あるいは“お涙頂戴”のドラマという印象を抱くかもしれないが、そんなテンプレートには当てはまらない、良い意味で王道の恋愛ドラマ。少なくしぼった登場人物の心の揺れ動きが丁寧に描かれていて、説得力がある。

 何より、真司との恋愛に一直線で、時に大胆な言動を取り、時に甘え、誠実な医師の姿も併せ持つ尚を演じる戸田恵梨香が、最高に可愛い。また、尚が進行性の病気を抱えていることからこの恋愛が困難を伴うことは明白だが、back numberの主題歌「オールドファッション」がその切なさをいっそう盛り上げる。

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ウェジー 2018.10.26

戸田恵梨香の笑顔があまりに魅力的

 産婦人科医の母・薫(草刈民代)に育てられ、自分も医師になり充実した日々を送っていた尚は、理知的で常識的でドライな女性だ。初回冒頭では、こじらせた経験も恋愛に溺れた経験もなかったのだろうな、というタイプに見えた。「そろそろ結婚を」と考え、お見合い相手の井原とは条件や価値観が一致していることで合意。恋愛感情の高まりで婚約したわけではなかった。

 この部分の演出もいい。ドライな結婚観が良いとか悪いとか、そうした偏見のないフラットな描かれ方をしていた。尚も井原も常識的な人物設定で、極端に高飛車で嫌味な女性が恋と病気でがらりと人が変わった……というような違和感ありありの設定ではないところに、スタッフの誠実さを感じる。

 さて、ドライでクールな尚だったが、1カ月後に結婚式を控えて夫婦で暮らすためのマンションに引っ越しするという段階で、引越し業者の真司と出会う。それまでの自分の価値観が揺らぎ、真司に積極的にアプローチにして関係を持ち、結婚はやめると宣言する尚。傍から見ると「暴走」しているとも取れ、婚約者を蔑ろにした自分勝手な行動にも見えるが、なぜか尚に対して嫌悪感を抱いた視聴者は少なかったのではないだろうか。

 それは、恋に落ちたときめきを戸田が的確に表現し、視聴者に共有させてくれるからだ。尚が若年性アルツハイマーに侵されているという伏線があるにしても、一歩間違えれば「ドライな女医がなぜ急に?」と視聴者に違和感を与えかねない流れだが、尚のキャラクターはその行動に説得力が伴っており品がある。

 尚は美しい女性だが、もともと明るく元気で可愛らしい愛されヒロイン、というわけではなく、恋をしているからこんなに可愛いのだ。彼女が真司に向ける抜群の笑顔。古いアパートで真司とイチャつきキスを連発する尚の、幸せそうなこと。だからこそ、病に怯え、物忘れに愕然とする姿には大きなギャップがあり、いっそうヒロインが気の毒になる。喜びだけでなく苦悩や悲しみも襲ってくるが、戸田は「尚」としてそこに存在している。

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中崎亜衣

1987年生まれの未婚シングルマザー。お金はないけどしがらみもないのをいいことに、自由にゆる~く娘と暮らしている。90年代りぼん、邦画、小説、古着、カフェが好き。

@pinkmooncandy

バナナ&ストロベリー

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