「子宮教」とはなんだったのか。いまあらためて考える、「子宮教」の来し方と行く末

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 照明で白くとばしまくったふんわり優しげな写真は100歩譲っておくとして、あられもないバニーガール姿だったり、ド派手な着物やドレス姿だったり、子どもをアクセサリー状態にしていたり。「自分軸で生きよう」というわりに、200%世俗の目を意識した演出だらけなのですから、ずいぶんお安い女性性ではありませんかね?

小林麻耶と夫にスピリチュアル報道 “子宮系”支持者拡大への懸念

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「子宮教」とはなんだったのか。いまあらためて考える、「子宮教」の来し方と行く末の画像2 ウェジー 2018.09.13

 しかしその洗練されていないダサさこそが「自分たちと地続きにある、手が届く存在」として、支持される要素のひとつになっていることも間違いないでしょう。

既存の宗教やスピを切り貼り

 男性優位の社会で「女性性」を主張して啓蒙活動を行おうという運動は、今のところ欧米の「女神運動」が最も近い印象です。女神運動とは1970年代に欧米で活発になった、スピリチュアリティ運動の一種。その一部で「産む女性こそが自然界の力の象徴であり、女の体は穢れではなく神聖。崇拝の対象!」というようなことが主張されました。

 そのあたりに影響を受けているかどうかは知りようがありませんが、子宮系女子たちのイベントでも占いやらハーブやら、魔女術(ウィッチクラフト)的な雑貨が頻繁に販売されていますし、親和性を感じずにいられません。

 そこへさらに、ニューエイジ系の宇宙話や、仏教のカルマ論、龍神信仰稲荷信仰引き寄せetc.入れ知恵されたり耳にはさんだりしたさまざまな宗教を適当に切り貼りして、子宮教というスピ商売ができあがったのでは。その無節操ぶりは、宗教やスピリチュアルに少しでも通じている人であれば共感していただけるでしょう。

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